今更聞けない?JRE BANKは何がお得なのか、だれがお得なのか解説。

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2024年4月のサービス発表から「これはお得…」とお得界隈で騒がれているJRE BANK。私も先日口座開設を済ませました。

ですが、この口座開設ではキャンペーンと獲得条件だけを並べて「お得、オトク」と言ってるだけで、誰がお得なのか、本当にお得なのは何か等について言及しているのが少ないなと思いました。また、あまりの人気ぶりに開設まで時間がかかるため、開設を見合わせている人もいるかなと思います。

そこで、元鉄オタでもある私から、改めて本サービスの魅力とやるべき人、いつまでにやればいいか等について紹介していきたいと思います。

JRE BANKの概要

JRE BANKは2024年から新たに運営を開始したネット専用銀行であり、楽天銀行を所属銀行とする銀行代理業者としてビューカードが運営しているものになります。

楽天銀行と提携しており、基本的に楽天銀行のシステムを流用しているので、UIなどは楽天銀行と同じような感じになっています。支店名は新幹線の名前から「はやぶさ支店」、「こまち支店」、「とき支店」の3つとなっており、どれかに自動的に決まります。ちなみに私ははやぶさ支店でした。

あくまで楽天銀行の一部なので、他行から振り込むときは、「楽天銀行」で検索し、支店名で「JREはやぶさ支店」等を選ぶことになります。

JRE BANKはJRE pointと紐づけることができ、各種取引において(微々たるものですが)ポイントがたまったりします。また、JRの駅にあるVIEW ALTTEのATMでは手数料が完全に何回でも無料になるので、鉄道を使う方は非常に便利だと思います。

また、残高に応じてそのほかの手数料のサービスもあり、例えば口座残高が50万円以上ある場合は「プレミアム会員」として、提携ATMでの手数料が月2回まで無料、他行への振込手数料も月2回まで無料、というサービスがついていたりします。

JRE BANKのJRでのサービス特典

これが非常に話題になっているんですよね。JRE BANKはJR東日本のサービスということもあり、銀行口座の預金残高に応じて、給与の受取やビューカードのクレジットカードの引き落とし口座に設定することによって、鉄道をお得に利用することが可能な特典が用意されています。

補足
各特典を受けるには、JRE POINTリンク登録を完了していることが条件となりますので、口座を作成したらすぐに登録しましょう。

新幹線も4割引になる「JRE BANK優待割引券」

最初に出てくるのがJR東日本管内で利用できるJRE割引チケット。株主優待券と同じように、運賃や特急・新幹線料金が4割引になるチケットがもらえます。グランクラスはさすがに対応していません(運賃のみの割引)ので使うのはもったいないですが、グリーン券も割引の対象となっているため、グリーン車利用の場合も、総額から4割引となります。

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特急などでも使えますが、まぁ料金の高い新幹線利用の際に使いたいですね。

なお、割引となるのはJR東日本管内に限るので、東海道新幹線は対象外、また東北新幹線は新青森、北陸新幹線は上越妙高までとなります。函館や金沢に行く際には使えないのでそこは注意してください。

注意
購入はえきねっとで買えるチケットのみとなるので、あまりに複雑なきっぷを購入することはできません。

JR東日本管内の新幹線は、えきねっとで早期購入することによって最大半額になる「トクだ値」が設定されています。ただ、トクだ値ってなかなか買えないんですよね…。ところが、これらと違うのは、便数や席数に指定がなく、また利用除外日もないため、いつでもどの便でも4割引になるというのが非常にお得なものになっています。

4割引になった後の総額料金は以下のとおりとなります。

区間 普通車指定席 グリーン車 (参考)

新幹線eチケット

(指定席)

東京=仙台

(はやぶさ)

6,730円 8,920円 11,210円
東京=盛岡

(はやぶさ)

8,890円 11,810円 14,810円
東京=新青森 10,480円 14,120円 17,470円
東京=秋田 10,690円 13,730円 17,820円
東京=新潟 6,340円 8,530円 10,560円
東京=長野 4,880円 7,080円 8,140円

指定席で東京から仙台は6千円台、盛岡も9千円弱、青森や秋田も1万円強にまで値段が下がります。またグリーン車を利用しても、通常の指定席よりかなり安い値段で利用することができます。普通席で安く利用するもよし、グリーン車でリッチに利用するもよしといったところで、これは新幹線を利用する方にとっては非常に楽しみな特典になります。

特典がもらえる条件は若干複雑です。期日(6/25(今年は8/25)、12/25)に50万円以上の預金があって、過去半年以内にビューカードの引き落としがあるか、給与・年金の受け取りを行っているかによって判定されていきます。

最大で半年あたり5枚、年間10枚もらうことができますが、なかなか給与口座を変更するのはハードルが高いでしょうか。ビューカードの引き落としでみると、50万円で半年あたり1枚、300万円以上預金できる方であれば、2枚もらうことが可能です。給与口座を変更できるよ、という人は50万円でも半年で3枚もらえますから、かなりお得だと思います。

「どこかにビューーン!2000ポイント割引クーポン」

2つ目の特典が、通常6,000ポイント必要な「どこかにビューーン」が2,000ポイント少ない4,000ポイントで利用できる割引クーポンがもらえるというものです。

「どこかにビューーン」とは、JR東日本がおすすめする4つの行き先候補駅のどれか1つの駅まで、JRE POINT6,000ポイント(例外あり)で往復できるサービスです。あくまで行先はAIが決めるのですが、4つの選択肢が表示されたうえで、それが納得できればポイントを支払い、数日後に行先が決まる、という仕組みになっています。JREポイントは1ポイントでSuica1円にチャージできることから、6,000ポイントで旅行に行けるのであれば非常にお得ということになります。

これは一例ですが、出発日と出発希望時間帯、到着日と到着希望時間帯を選択すると、このように4つの候補地が出現します。これでOKなら申込ボタンを押せば抽選に進みますし、気に入らなければまた回しなおすことも可能です。

JREポイントは新幹線eチケットに交換できるのですが、東京から仙台で片道7,940ポイントも必要なんですよね。それでも東京・仙台間は11,000円しますからJRE Pointの使い方としてはお得な部類には入るのですが、そう考えるとどこかにビューーンがいかにお得か、ということがわかるかと思います。

ちょっと脱線してしまいましたね。どこかにビューーンがさらにお得に4,000ポイントで利用できるというのは、たくさんJRE pointを持っている人にとってはメリットが大きいと思います。

判定基準は基準日に50万円以上の資産残高があり、かつ過去3か月以内にビューカードの引き落としがあれば3か月に1枚、給与等の受取があれば2枚、両方の条件を満たせば3枚がもらえます。最大で1年に12枚ですね。

ですが、そもそもJRE pointってそんなに貯まりやすいものではない思うので、まぁこれはおまけ程度に考えていればいいのかなと思います。有効期限が6か月のチケットなので、ためておくこともできないですし、これは最終的にはうまく使えないということもあるかななんて思っています。

近郊路線で利用できる「Suicaグリーン券」

3つ目が普通列車のグリーン券のチケットになります。私なんかは庶民なのでなかなかグリーン券を購入してまでグリーン車を利用することは滅多にないのですが、もらえるなら長距離を移動するときや疲れた時などに利用できたらありがたいものですよね。

東京からだと湘南や鎌倉などに日帰り旅行をする場合、成田空港に快速でのんびり行く場合などが用途として思いつくところですね。個人的には群馬の妻の実家に行くときなんかに使えそうです。

注意
こちらはモバイルSuica限定のサービスとなるため、お持ちでない方はモバイルSuicaもあわせて発行してください。

関東の人ならお分かりかと思いますが、普通列車のグリーン車は東海道線、横須賀・総武快速線、高崎線、宇都宮線、常磐線快速(一部除)に2両ついています。また2025年度には中央線にもグリーン車が設置される予定になっています。

ちなみに普通列車グリーン車の利用は、距離に応じて金額が異なるのですが、このチケットは距離に関係なく利用できるというメリットがあります。例えば高崎=小田原間もこのチケット1枚利用することができるのです。

グリーン券がもらえる条件は50万円の預金のみ。これで四半期ごとに1枚、年間4枚もらえます。正直もっと欲しいですがこれが一番使い勝手がいいのでね。そんなにバラまいたらグリーン埋まっちゃいますからしょうがないです。

また一つ知っておきたいことが、JREポイントの使い道としてもグリーン車チケットはお得ということ。600ポイントでグリーン券1枚に交換可能なので、最も短い50km以下でも通常750円必要であることから、1ポイント1円以上で利用できるということで、非常にメリットのある交換先と言えます。どこかにビューンにあまり関心のない方で、東海道線や横須賀線、高崎線などのグリーン車連結路線を利用される方は、こちらでポイントを使うのもありかと思います。

まとめて考えると…

ここまでの3つのお得なサービスを受けるにあたって、現実的な条件をみていくと

  1. 最低50万円(4割引チケットたくさんほしい人は300万円)の残高を置くこと
  2. ビューカードを発行し、引き落とし口座に設定し、実際に引き落とされる
  3. モバイルSuicaをもつ
  4. (可能であれば)給与口座を設定する

が必要になってくるかなと思います。

私なんかは1(残高50万)~3でやることになると思うので、年間あたり4割引チケット2枚、どこかにビューーン割引クーポン4枚、モバイルSuica用のグリーン券4枚がもらえるという形になります。これだけもらえればかなりお得ですね。

逆にいうと、1~3の条件を満たせない人にとっては口座を作るメリットは正直あまりないかなと思います。

今なら口座開設キャンペーン実施中

また、現在JRE BANKでは口座開設キャンペーンを実施しています。最大で6,000JREポイント、給与口座の変更が困難な人でも4,000ポイントは余裕で獲得可能です。

口座開設キャンペーンの内容
  1. 3万円以上の資産残高で3,000ポイントプレゼント
  2. JRE BANK口座でのビューカードご利用代金引落で1,000ポイントプレゼント
  3. 給与・賞与・年金振込で2,000ポイントプレゼント

4,000ポイントあれば、既にJRE BANKの特典で紹介した「どこかにビューーン」の減額ポイントのチケットを使って1回どこかに行くことができますので、利用したいなという人にとってはそれだけでも十分お得なキャンペーンかなと思います。

3万円以上の口座入金で3,000ポイント獲得

まず、JRE BANKの口座に3万円以上入金しておくだけで3,000ポイントがもらえちゃいます。JRE BANKを作るからには、4割引の優待割引券はもらうべきなので50万円を入金される方が大半かと思いますので、これは簡単にクリアできるかなと思います。

JRE BANK口座でのビューカードご利用代金引落で1,000ポイントプレゼント

ビューカードの引き落とし口座をJRE BANKに設定し、実際に引き落としが行われることによって1,000ポイントがもらえます。

JRE BANK口座を作るならビューカードを持っていないとあまり恩恵に預かれないと思うので持っている方も多いかと思います。なので、めんどくさいですが引き落とし口座の変更はしておきましょう。また、口座設定のみならず引き落としが必要となりますから、設定したらすぐに最低1回はカードを利用し、引き落としされるようにしましょう。

なお、ビューカードの引き落とし口座として設定するということは、残高が減少するということを忘れないようにしてください。特に家族での帰省用のきっぷをえきねっとで発券したときなど、けっこうな金額を引き落とされることもありますから、特典に必要な残高が50万円・300万円を切る可能性があるため、口座残高は都度気にしておくといいでしょう。

給与・賞与・年金振込で2,000ポイントプレゼント

さらに、期間中に給与・賞与・年金振込があるともれなく2,000ポイントがプレゼントされます。とはいえ、最初に紹介したとおり給与口座の設定はめんどくさい部分もありますし、個人的にはやる予定はありません。総務さんに面倒かけるので…。

本当にJRE BANKのキャンペーンはお得なのか?

はっきり言います。お得かお得ではないかと言われたら超お得です。それは間違いないです。

ですが、その恩恵を全力で受けれる人ってどれくらいいるの?という感じもします。いくつか気になることを列挙していきたいと思います。

まず、いくら残高をJRE BANKに置いておいたとしても、給与の受取かビューカードの引き落としがないと、3つの特典のうち①「JRE BANK優待割引券(4割引)」と②「どこかにビューーン!2,000ポイント割引クーポン」をもらうことはできません。(③「(モバイルSuica限定)Suicaグリーン券」はもらえます)

給与口座は会社から指定されている方もいらっしゃると思いますし、また指定されていなくても、このためだけに変更するのもいろいろとめんどくさいかなと思うので、基本的にはビューカードを持っている人以外にはあまりおススメできないかなと思います。

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逆にいえば、給与の振込を指定できる人は存分に恩恵を受けることが可能です。カード引き落としの実績も気にしなくてすみますし。

もちろんビューカードは年会費も実質無料でモバイルSuicaへのチャージで1.5%還元ありますからお得なクレジットカードなので、JR東日本管内に在住の方であれば1枚持っておいて損はないカードですから、JRE BANKの開設と合わせて発行するのは全然アリだと思います。

あと気になったのがグリーン車の特典は非常に使いやすくて魅力的なのですが、モバイルSuica持ってない人ってけっこういると思うんですよね。定期券が私鉄のみとなると、定期はPASMOにする必要があるため、別途モバイルSuicaを用意する必要があります。

あと、東京の中心部に住んでいる人はあまり郊外にグリーン車に乗らない、というかグリーン車搭載路線に乗る機会があまりないかもしれません。一応海外旅行で成田空港を利用する際に総武線のグリーン車で行くというのもありますが、他の交通機関含め一番時間かかりますしね…。

なので、私の個人的な意見でありますが、①特典付与の条件を満たせる上に、②グリーン車運用路線の郊外に住まいや実家があって定期的に移動し、③さらに東北・上越新幹線で定期的に出かける予定のある人であれば口座を作る価値はあると思いますが、これを満たさない人であればそこまで作る意味あるかな…と思ったりしています。もらえる特典の期限が付与されて半年とかなので、あまりため込むこともできないので、定期的に使う

いや、でも少なくともデメリットはないじゃん!だから使うかどうかはともかく作った方がいい!!という意見もあるかもしれません。

ただ、インフルエンサーの皆様に流されて作成しても、ネットバンクって第三者が作っているかどうかって確認しずらいんですよね。縁起でもないこと言いますが、死んだときとかめんどくさそうなので、特典をそこまで享受することができない人は、無理に作る必要ないんじゃないかな、なんて思ったりもします。

まとめ

巷で話題のJRE BANKについて、改めてお得なポイントについて紹介しました。

口座開設で最大6,000ポイントもらえるほか、JR東日本管内で利用できる4割引チケット、どこかにビューーンの割引チケット、グリーン券がもらえるということで、私個人的には非常にありがたいサービスかなと思っていたりします。

正直、特典に預かれる人は限られてくるのではないかなと思っていたりもしますが、私はばっちり使いこなせそうなので速攻で申し込みましたし、妻にも口座作成をお願いしました。よくよく考えて口座を作成するかどうかは考えていただければと思います。

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