北海道・余市の「ニッカウヰスキー余市工場」見学レポ!行き方や申し込み方法、内容を解説。

積丹半島の玄関地、北海道の余市には、ニッカおじさんで有名なニッカウヰスキーの蒸留所があります。

こちらでは、工場の歴史や実際の製造過程を見学できるほか、ウイスキーの試飲や限定のお土産を買うことも可能です。

今回は、そんな余市にあるウイスキー工場見学の方法や行き方、そして実際の見学コースの一部を紹介したいと思います。

余市蒸留所とは

余市蒸留所は、1934年に竹鶴政孝によって設立されたニッカウヰスキーの現役の蒸留所です。設立から90年たった今も、モルトを作り続けています(商品は千葉県で作っているようです)

「日本ウイスキーの父」とも呼ばれる竹鶴政孝がその生涯をかけて目指した「本物のウイスキーづくり」のお手本は、スコッチウイスキー。最初、竹鶴はサントリーの前身の会社に所属し京都・山崎でウイスキー作りをしていたようですが、理想のウイスキー作りのため退職し、スコットランドにできるだけ近い気候風土をそなえた場所を探していました。

その気候にばっちり近いのが年間平均気温が8度、山と海に囲まれきれいな水が豊富な北海道・余市であり、竹鶴政孝はここに「大日本果汁株式会社」を興し、蒸留所を構えることになったのです。

ニッカウヰスキーといえばこのひげのおじさん。北海道最大の繁華街・すすきの交差点のシンボルともなっています。ニッカウヰスキーを知らない方でもこのおじさんは知っている人も多いのかなと思います。ちなみにすすきの交差点にこのおじさんが登場したのは1969年とのことで、もう半世紀以上、すすきのを見守っているそうです。

余市蒸留所は見学が可能!

余市蒸留所では、ウイスキーの製造工程を見学することが可能です。製造工程の見学のほか、工場見学なので最後には試飲もお約束のようについていますし、お土産を購入することが可能なので、観光にも組み入れることができると思います。

見学所要時間は、ツアーのほか試飲とその後の自由見学も含めて、90分くらいと考えておけばいいかなと思います。

公共交通機関を使った利用した場合、札幌からは90分、小樽からは30分という距離なので、小樽とセットで1日観光とするのもよいと思います。例えば、午前中に余市で蒸留所を見学し、小樽に戻ってお昼を食べ、午後から小樽観光をするなんてのも楽しいと思います。

私が過去2回とも14:30見学にしたのですが、小樽観光がちょっと中途半端になって、似鳥美術館とか行けていないんですよね…。

見学の申し込み方法

現在、余市蒸留所はガイドツアーのみの見学となっており、自由見学はできません。したがって、見学する場合には必ず無料のガイドツアーを申し込む必要があります。

ガイドツアーは2週間前から以下のホームページから予約することが可能です。人気のツアーでもあり、1グループあたり20名程度と少人数のため特に土日はあっという間に予約で埋まってしまいます。旅行の2週間前までに行く日を決めて、予約をするといいでしょう。

時間は9:00スタートから15:00スタートまで30分単位で設定されています。見学時間はおよそ40分ほどで、その後試飲が15分、そのあと自由探索やギフトの購入などを考えると、1時間半程度とっておいたほうがよさそうです。

補足
無料の見学ツアーのほか、期間限定で充実したテイスティングが含まれたツアーなどもあったりします。

また、2022年現在けっこうここはコロナに対して厳しい措置をとっており、北海道が蔓延防止重点措置以上になった場合は中止、また、蔓延防止重点措置以上がでている都道府県からの見学はお断りとなっています。

余市蒸留所へのアクセス

余市蒸留所へのアクセスですが、札幌・小樽方面からですと、バス、鉄道、自家用車の3つの手段があります。

バスの場合

余市までは鉄道よりもバスのほうが本数が多く、札幌からも直行便があります。

札幌からは「高速よいち号」(ダイヤ)が1時間に1本程度運行されており、所要時間は1時間40分程度です。このバスが小樽駅前も経由します。札幌から高速バス仕様で座って直行できるのは非常に便利です。

これとは別に、小樽駅前から路線バスが30~1時間に1本が運行されているので、小樽=余市は1時間に2~3本運行されています。よって、鉄道よりも便数という面では圧倒的にバスが有利になります。

バスの運賃は札幌から1,110円、小樽からは440円になります。

バスの場合、余市駅前十字路というバス停が最寄りになります。バスを降りれば、すぐ目の前に蒸留所があるので迷うことはありません。

鉄道の場合

とはいえ、私は2回とも鉄道で行ったんですよね(笑)

余市への鉄道は、小樽駅から1~2時間に1本程度の本数が運行と、バスに比べてかなり少ないです。また、札幌から直行する列車は、不定期運行の特急のみで、基本的には小樽で乗り換えとなります。

札幌から小樽までは快速エアポートが1時間あたり2本運行されていますが、そこから先が一気に少なくなるので注意が必要です。

見学ガイドツアーは9:00から15:00までなので、この時間に利用できそうな便は、下の5便になるかと思います(このほかに毎年9月ころに臨時の特急「ニセコ号」が1本出ます)。

小樽駅発 余市駅着
8:06 8:31(9:00回)
9:38 10:05(10:30回)
10:53 11:18(11:30回)
12:34 13:01(13:30回)
13:51 14:17(14:30回)

数が少ないので、あらかじめ狙った時間にいく必要があります。鉄道でいく場合は、予約する時間もしっかり考えたほうがよさそうです。駅からはすぐ近くなので、17分や18分に駅についても、30分の回にはじゅうぶん間に合います。

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あと地味に面倒なのが余市駅は交通系IC対応していないので、札幌や小樽で切符を買う必要が…

鉄道の運賃は札幌から1,290円、小樽からは440円になります。

とはいえ、なかなか乗ることができないディーゼル列車に乗っていくのも一つの趣ですね。また、2030年に北海道新幹線が開業すると、小樽よりも西側の路線は廃止されることがほぼ決まりなので、乗るなら今がチャンスです。

余市駅から蒸留所までは徒歩2分程度と非常に近いです。改札・駅舎をでると正面に建物がみえますから、絶対に迷うことはありません。

見学コースを簡単に紹介

展示内容については、今ここで書いてしまうと実際にいったときの楽しみが減ってしまうので、軽く触れるにとどめておこうと思います。

すでに説明したとおり、今回は美人のガイドさんによる解説つきツアーで、基本的に製造工程に沿った案内になります。乾燥→粉砕→醗酵→蒸留→貯蔵という順番で、それぞれの施設を見学することになります。

実際の稼働状況はいったとき次第な面もありますが、特に蒸留が稼働しているタイミングでいくと、迫力ある様子をみることができます。今でも石炭を用いた蒸留を行ってます。今では世界中でもここまで手をかけていることは少ない、希少な蒸留法だそうです。

また、現役の貯蔵庫も見学することができます。この中に実際にウイスキーが入っているんですよ…。少しずつ蒸発もしてるので、ほのかな香りもします。

さて、見学も終えたら最後のお楽しみは試飲でございます。ニッカ会館という建物に移動します。ここでは、「スーパーニッカ」、「アップルワイン」、「シングルモルト余市」の3種類を試飲することが可能です。時間は一応15分程度と言われています。15分という時間はありますが、一部のビール工場のような時間内飲み放題ではないのでおかわりはありません(笑)

また、アルコールが飲めないかたにはジュースとお茶がが提供されます。

見学終了後は敷地内を自由に見学することができます。

まず訪れてほしいのが、試飲したニッカ会館のとなりにある「ノースランド」というショップ。こちらでは余市蒸留所限定のウィスキーやおつまみとなるチョコレートなどを購入することができます。自分用にも、そしてお土産用としてもウイスキーを購入してもよいかと思います。ちょっと重くて荷物になるかもですけどね(配送もやっていたはず)

お土産用としては、たとえばこちらのようなウイスキーのみ比べができるような商品もあります。余市や竹鶴などの5種類が入っていて確か2,500円くらいだったかなと思います。

私は自分用には余市シングルモルトのバニラ風味のやつを購入しました。この日、シングルモルト余市の通常版はなかったんですよね…。やはり今ウイスキーは全般的に品薄で、ここ余市蒸留所の敷地内ですら、なかなか在庫ないみたいなんですよね…。

あとは子供用にリンゴジュースも購入しました。

また、ツアーではスルーされますが、敷地内にはミュージアムも備わっています。ここには竹鶴政孝の歴史などのほか、有料の試飲スペースもあります。

販売が終了しているウイスキーなんかも飲むことができるので、飲み足りない人はこちらで飲んでみてもよいでしょう。試飲は数百円から千円を超えるビンテージものまで取り扱っているようでした。私はすでに通常の試飲でほろ酔いだったので課金しませんでしたけど(笑)

まとめ

北海道・余市にあるニッカのウィスキー蒸留所「余市蒸留所」を見学してきたので紹介しました。小樽からだと30分ほどでつきますし、小樽観光とセットで楽しむことも可能だと思います。

見学は無料ですし、お酒が好きでまだ行ったことのない方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。予約が必須なので、事前に予約をしてから訪問しましょう!

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