こんにちは。2020年もがっつりマイルを貯めて旅行をしたいと思っているissy(@y_issy24)です。
さて、ANAのマイルを陸で貯めていく上で、マイルを効率的に生み出すクレジットカードが一枚あります。それが、正式名称を「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」です。
このカードをもっていれば、ポイントサイトと組み合わせて、2019年6月から新たにできた「TOKYUルート」と呼ばれるものを活用して、ポイントサイトのポイントを75%のレートでANAマイルに交換することが可能です。
今回は、なぜこの「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」があるとたくさんマイルが貯まるのかについて、必要なところを中心に解説してみようと思います。
目次
マイルがざくざくたまる「TOKYUルート」とは?
ANA陸マイラーとしてたくさんのマイルを貯めるには、さまざまなポイントを貯めて、それを最終的にANAマイルに交換していくという方法を取ります。
この方法は、決済額が決して多くない人、飛行機に乗ることがそう多くない人でもマイルを貯めることが可能で、再現性の高いため方だと私は思っています。
貯めたポイントをANAマイルに交換する上では、いかに少ないポイントでたくさんのマイルに交換できるかということがとても重要になってきます。
その観点で、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」というのは、とても大事なカードになってくるのです。
ANAマイルを貯めるためのTOKYUルートには「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」が必要
今回、ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに高レートで交換するためには、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」というカードを発行する必要があります。
TOKYUポイントを貯めるカードは他にもあるのですが、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を保有している人だけが、TOKYUポイントを75%のレートでANAマイルに交換することが可能なのです。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」の概要
まずは簡単に、今回のTOKYUルートに必要な「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」というクレジットカードを紹介したいと思います。
- 国際ブランド:マスター
- 年会費:2,000円(税別)※初年度無料
- カード利用で付与されるポイント:三井住友リワードポイント
- ポイント還元率:0.5~1%(1%にするには、10マイルコース(5,000円)への加入が必要)
- PASMO機能付与(オートチャージ一体型)、定期券機能付与
- 付与マイル:毎年1,000マイル
- 他のANAカードとの重複保持:OK
スペック自体はいたって普通のクレジットカードですね。クレジットカードの決済でたまるポイントは200円あたり1ポイントですから、こんなことを言ってしまっていいのかはわかりませんが、はっきり言って「マイルをクレジットカード決済で貯めるカード」としてはお勧めできるカードではありません。
ちなみに、年会費は2年目以降2,000かかりますが、「マイ・ペイすリボ」というのに登録すると、751円+消費税にまで年会費を圧縮することが可能です。そのうえ毎年1,000マイルが付与されますから、非常にもっていて損のないクレジットカードですよね。
それでは、なぜANAのマイルを貯めるうえでこのカードを発行しなくてはならないのでしょうか。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」保有者は75%のレートでTOKYUポイントからANAマイルに交換可能
その理由は、ANAと提携しているこのカード限定で、TOKYUポイントからANAマイルへの交換が、
になるんです。
実は他の東急関係のクレジットカードも存在はするんですが、このカード以外では、交換レートが75%にならないんです。なので、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」がマイルを貯めるのに必要になるんです。
実際、この時代には様々なポイントがあふれかえっていますが、75%という高レートでマイルに交換できるのは、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを活用したTOKYUポイント→ANAマイル」以外にありません。
ということは、たくさんマイルを貯める必勝法というのは、TOKYUポイントをひたすら貯めて、ANAマイルに交換していくということになります。
世の中の多くのポイントは2円相当のポイントが1マイル
日本のポイント業界の先駆けともいえる「Tポイント」や、楽天市場を始めとする楽天サービスや街中でもたまる「楽天ポイント」を貯めている人は多いと思います。これらのポイントをANAマイルに交換するときのレートは以下の通りです。
【楽天スーパーポイントからANAマイルへの交換】
【TポイントからANAマイルへの交換】
どちらも、100ポイントあたり50マイルに交換することになります。1マイルが1円の価値、というわけでありませんが、マイルにすると数値が半分、交換率は50%まで目減りしてしまいます。2ポイントが1マイルに交換できる、これが世の中の基本だと思ってください。
そう考えると、75%のレートで交換できるTOKYUルートというのは、非常に魅力的なルートであることが分かってもらえると思います。
TOKYUルートとは
実はこの「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」自体は以前から存在していたんですが、最近急に注目を浴びた理由は、サイバーエージェントが運営するポイント交換サイトのドットマネーから、TOKYUポイントへの交換がひっそりと始まっていたんですね。
ドットマネーからTOKYU POINTへの交換は、
- 交換レート:300マネー→300マネー(等価)
- 交換予定:1~15日申請の場合は当月下旬、16日~31日申請は翌月中旬
となります。
実は今までもTOKYUポイントからANAマイルへの交換75%というのは行われていたんですが、いかんせん、TOKYUポイントを貯める方法がなかったため、マイラーの中でもあまり話題になりませんでした。
それが、陸マイラー御用達のポイントサイトであるドットマネーからTOKYU POINTに交換が可能ともなれば、ポイントサイトのポイントを交換することが可能となりました。
ドットマネーにさえ交換してしまえば、TOKYUポイントを通じてANAマイルに、このように簡単に交換することが可能になるんですね。
TOKYUルートができる前にあったソラチカルートと違い、交換が単純となり、なかなか簡単にマイルに交換できそうです。
ドットマネーからTOKYU POINTへは半月、TOKYU POINTからANAマイルへは1週間程度で交換が可能なことから、約3週間でマイルに交換できるのは、ソラチカルートよりも大幅にスピードが上がっていますね。
TOKYUルートに利用できる(ドットマネーに交換できる)ポイントサイトは?
さて、ここまでの説明で、「ANAマイルを貯めるにはドットマネーをガンガンかき集めてそれを交換していく」ということが必勝法であることが分かってもらえたと思います。
では、ドットマネーをどうやってためるかというと、ポイントサイトというサイトを活用してポイントを貯め、それをドットマネーに交換していくのです。
【マイルを貯めるためのポイントサイトについては、こちらの記事をご覧ください】
いくつかポイントサイトはあるのですが、どんなに素晴らしいポイントサイトでも、貯めたポイントをドットマネーに交換できないポイントサイトであれば意味がありません。
今回のTOKYUルートで使えるポイントサイトは以下のとおりです。
- ハピタス
- ちょびリッチ
- モッピー
- ポイントインカム
- ライフメディア
- ファンくる
多くのポイントサイトはドットマネーに等価で交換することが可能ですので、これらのサイトを利用してポイントを貯めて、ドットマネーに交換してからTOKYUルートにポイントを注ぎ込んでいきましょう!
ANA TOKYUマスターカード発行後にTOKYUルートを開設するための手続き
TOKYUルートを開設するためのANA TOKYUマスターカードを発行して手元に届いたら、TOKYUカード側の設定を行いましょう。これをやらないと、ドットマネーからのポイント交換ができないため、TOKYUルートは開設されません!
まずは上記リンクのサイトから設定を行います。
画面一番下の「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードをお持ちの方」の下にある「新規登録」をクリックします。
この画面の上に、TOKYU POINT Webサービスに未登録の方というところがあって、画面をスクロールせずにそちらを選択してしまいがちですが、そちらからは登録できませんのでご注意ください。私も間違えました…
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード専用のサイトに入りましたので、こちらのサイトから手続きを進めていきます。
すると、「東急ベル」というサイトにつながりますので、こちらから会員登録を行います。
会員登録は
- 仮メールアドレス登録
- メール記載のURLをクリック
- 本登録のための情報を入力(氏名、年齢、電話番号等)
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの情報を入力
という流れで行われていきます。
TOKYUルートの交換方法を解説
では、実際にTOKYUルートを使ってドットマネーのポイントをANAマイルに交換していきたいと思います。今回は、なけなしの16,300ポイントをANAマイルに交換していきますね。
ドットマネーからTOKYU POINTへの交換
ドットマネーからTOKYU POINTへの交換は、300ポイント=300マネーの等価で、毎月1日~15日に申請した分は月末に、16日~月末に交換した分は翌月の中旬にTOKYU POINTに移行されるということです。
移行にあたっては、メールアドレス、氏名、クレジットカード番号の上位6桁、交換マネー数を入力します。
今回、私は7月14日に交換申請を行い、実際にTOKYU POINTが付与されたのは、30日になります。思ったより早かったですね。
TOKYU POINTからANAマイルへの交換
TOKYU POINTからANAマイルへの交換は、100ポイント=75マイルの交換レートで、3日程度で交換されます。2019年までのメインルートであった、ソラチカルートに比べて、大幅に交換期間が減少しました。
交換の申請は、登録の際にも使った
移行にあたっては、メールアドレス、氏名、クレジットカード番号の上位6桁、交換マネー数を入力します。
モッピーを利用するとTOKYUルートは実質86.3%還元!
通常、TOKYUポイントをANAマイルに交換する際は75%の交換率となっていますが、モッピーでは、エクスプレスキャンペーンとして、モッピーのポイントをドットマネーに交換し、さらにTOKYU POINTへ交換すると、ポイント交換を15%もアップするという、超太っ腹キャンペーンを実施しています。
このキャンペーンを使うと、モッピーの10,000ポイントがTOKYU POINTを利用して最終的には8,625ポイントになります。ちなみにソラチカルートを使うと8,100ANAマイルに交換されますので、キャンペーンに参加できれば、ソラチカルートよりも高レートでANAマイルに交換できるんですね。これはアツイです。
エクスプレスボーナスは、1人あたり月1回・10,000ポイントの申請分のみ対象となります。
ただ、この15%アップキャンペーンに参加するには、以下の2つの条件があります。
- モッピー公式プリペイドカード「POINT WALLET VISA PREPAID」を発行していること
- エクスプレスキャンペーン対象広告を15,000P以上利用すること
まず、モッピー公式プリペイドカードである「POINT WALLET VISA PREPAID」を持っていることが必要になります。これは、モッピーのポイントやクレジットカードからチャージできるプリペイドカードで、年会費無料、審査不要です。
モッピーが実施するほかのキャンペーンでも、このカードを持っていることが条件になることが多いので、まだ作っていない人は、とりあえずこのカードを作ってしまいましょう。
そして二つ目の条件が、対象広告を15,000円分使うこと。こちらはちょっとハードルが高いですが、「対象広告」といっても、ほとんどすべての広告が対象広告となっています。
まとめ:2020年のANAマイラーはTOKYUルートを活用しよう!
ANAマイルを貯めるために最も重要なカードである「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」。このカード保持者だけが可能な「TOKYUルート」を回すことによって、ポイントサイトで貯めたポイントをごっそりとマイルに交換することができます。
なので、ANAマイルを陸で貯めようと思ったら、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を速やかに発行しましょう!
TOKYUルートの回し方は、
- ポイントサイトのポイントをドットマネーに集める
- ドットマネーをTOKYUポイントに交換する(半月から1か月)
- TOKYUポイントからANAマイルに交換する(数日)
というルートで、2019年まで主流であった「ソラチカルート」よりも単純に、短い期間で交換することが可能となっています。
1マイルの価値を2円と考えれば、75%のレートで交換した場合でも非常にお得ですから、ぜひTOKYUルートを活用していきましょう。