【過去旅シリーズ】2011年香港マカオ旅行 究極の珍道中①(マカオ編①)

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過去旅シリーズの第2弾は、第1弾と同じく2011年の、「マカオ・香港旅行」にして、当時の4トラベルに書いた記事をベースに振り返っていきたいと思います。

この旅行記を選んだのは、「とにかく珍道中だったこと」ですね。私自身、仕事が超忙しい中抜け出していったので、サザエさん要素的にも、とっさの閃きの面でも、とにかくキレていましたね。面白いことしたり、「そんなバカなことするか?」という感じで思い出として残っています。

今日は初日、マカオにつくまでをみていきたいと思います。

究極にバタバタした中での出発

出発の直前、東日本大震災の対応などもありこの年は非常に忙しかったのですが、上司に全てをぶんなげて休暇を取得しました。この時点から事件のにおいがプンプンしていましたが…。

このときはパック旅行で、香港行きの出発が9時台の飛行機なので、7時半に成田集合と告げられていました。このときは非常に忙しかったですし、私はそんな早い時間に起きられるわけもなく、成田に前泊しました。

【補足】当時は神奈川県の中部に住んでいたため、成田空港まで非常に遠かったのですよね。なので、成田午前便の場合、だいたい前泊していました。つねに「成田遠い」と文句を言っていたころです(笑)

だが、神はこのときから私を試していたのである…。

【悲劇1】深夜4時に緊急地震速報

ウィーーーーーーーーーーーーン

ガタガタガタガタ

深夜4時にあのけたたましい音と、強い揺れで目が覚める。速攻でテレビをつけると震度4(成田)。とはいえ、このときは成田の日航ホテルに泊まっていたんですが、建物は比較的古い上に、9階なのでよく揺れましたね…。体感的には5弱。4ではない。

ちなみに、同行の友人は横浜から当日成田に来ることになっていましたが「地震でちょうどよい時間に目が覚めた」といっていました。なんのために前泊したんだ…。

【補足】このときの地震、最大震度は5弱、マグニチュードは7.3ということで、東日本大震災後、マグニチュード的には最大の余震でございました。横浜は震度3だったようで、目覚ましになったとかならなかったとか…。

【事件2】デジカメの電池パックを紛失

そもそも、地震とかで精神的に疲れていたから海外に行こう!という話だったんですが行く前から洗礼を受けたもの、なんとかもう一度寝ます。

朝おきて目覚めは悪いものの空港に向かいました。ところが、チェックインする直前に私はとあることに気づいてしまったのです!

デジカメの電池パックをホテルに忘れた!

陸マイラー界隈的には、いわゆる「ダイヤモンドサザエ」というやつですね。とはいえ飛行機は待ってくれません。ホテルに戻るのも面倒ですし、幸いにも充電していたのはスペアの電池なので、充電済みの電池一つだけは持っていましたから、そのままチェックインの手続きをします。

ちなみに、帰国後にホテルに問い合わせをしたら忘れ物はなかったようです。一体どこに行ったんだ…。

【事件3】飛行機はディレイ

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チェックインをして一息つき空港の表示をみると、見事に香港行きのキャセイパシフィック便だけ、出発時間が遅れています。

これは非常に厳しい。そう、飛行機がディレイするだけならいいのですが、今回の目的地はマカオなので香港から高速船で向かいます。そしてパック旅行のため、香港空港からマカオまでの高速船は事前に便が指定されています。

飛行機の出発時刻から計算するとですね、香港からの高速船乗り継げないんですよね。JTBの人に相談したら、「現地でなんとか交渉してくれ。そしてフェリーの便が決まったらJTBマカオ支店に連絡してくれ。迎えにいくから」とのこと。がんばるかー。

【補足】同行の友人はキャセイのファンで、新婚旅行も香港経由でモルディブに行ったりしているんですが、とにかく私や他の友人はキャセイとの相性が悪いんですよね…。空港にいっても、キャセイはいっつも遅れているような気がします。

CX509で香港へ

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▲写真は2016年に撮影したものです(笑)

今回の旅行はキャセイパシフィックを利用。初めてのキャセイパシフィックですが、可もなく不可もなくという感じでした。機内食のメモも残っていないことから、おそらく可もなく不可もなくだったのでしょう。

約1時間半遅れで、香港には到着します。当然乗る予定だったフェリーはすでに出港してしまっているので、次の船に乗ることになりますが、幸いにも振り替えの交渉はうまく行きました。

【補足】予備の電池も電池の充電器もないので、機内の写真とか空港の写真はほとんどとっていません(笑)

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さて、香港国際空港からマカオまでは、普通のトランジットと同じ感覚なので、荷物は香港で受け取らず、マカオで受け取ることができます。私はすでにマカオまでのチケットを持っていたので(遅延だけど)、出発空港の成田で、マカオまでのバゲージスルーを依頼してあります。

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とはいえ、ちょっと不安ですよね。そこで、荷物が船に積まれたかを確認する機械が空港内にあるんですよ。ここにフェリーの乗船券をかざして、グリーンのランプがてなたら、荷物はフェリーに詰め込まれたことがわかるのです。

ここで自分はさっさとグリーンがでたのですが、友人は何度かざしても赤いランプなので、友人に「ロストバゲージじゃね?」冷やかしまくりました。

が、この後にとんでもないことが待っていた…。

【事件4】自分の荷物が積み込まれてない

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ぎりぎりで友人の荷物が積まれたので、フェリー乗り場に移動します。フェリー乗り場は、シャトルに乗って移動するんですね。なので、一度行くと空港のメインの方には戻ることができません。そりゃ、基本的には出発直前になってからシャトルに乗る運用になっていますので。ここ重要です。

フェリー乗り場に移動し、船に乗ろうとすると

「○△※●◎◆▼□」

よくわからんがまくしたてられる。よく聞いてみると、「お前の荷物がない」的なことを言われました。とりあえず次の船まで待て、と。

ではさっきのランプはなんだったんねん!!

なんじゃそれ、ということで一時間放置。友人は荷物が詰め込まれているので先にマカオへ向かいます。顛末をJTBに電話したら、「自力でなんとか来てください」とのこと。完全にまかせっきりだったので、現地の足とか全く調べてないっす。

【補足】
この頃はまだ一人旅もしたことないし、自己手配すらしたことありません。全てパック旅行です。

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次のフェリーまでフェリー用の待合室で1時間待たされます。一人ぼっちな上に、空港のほうには戻れない仕様なので何もやることがありません(笑)

たまたま持ってきていた「プリンセストヨトミ」を読みながら待っていると、冷房で体が冷え切ってきましたが、なんとか次の便には荷物が詰め込まれたらしく、無事に船に乗り込みます。ところで、スーツケースはどこにいってたんだ??

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海は綺麗ではない。

約45分で、マカオへ上陸。

【補足】
船、かなり酔うんで早く橋が完成してほしいですね…。あと、私は機内持ち込みサイズのスーツケースもバンバン預けちゃう人なんですが、マカオ行くときは、日本出発便で預け荷物にしないとは心に決めました。

マカオの入国でもなかなか荷物が出てこず、かなり時間をロスしたが、なんとかフェリー乗り場でホテルのリムジンバスを発見し、ホテルに到着しました。ホテルが広大すぎて友人に会うのも苦労しましたが(笑)

ベネチアンホテルに宿泊

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今回泊まったホテルは、あの「ベネチアンホテル」です。ここはラスベガスでも有名なホテルですね。ここになぜか男二人で泊まることになってます。このとき、なぜかベネチアンホテルがかなり安かったんですよね。

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部屋がとにかく広い。無駄にスイートになっている。というか全室スイートなんだそうだ。

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こんな珍道中であまりにも疲れ果てたので、食事はホテルのレストランですませます。ガイドブックにも書いてある「バンブー」というビュッフェレストランに入ります。

ここでは北京ダックなんかも並んでいて、なかなか豪華でした。ただやっぱり中国人観光客が多かったので、とても賑やかでくつろげはしませんでしたが。

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カジノデビュー

この後、この旅行最大のお楽しみであるカジノにチャレンジ。私は初めてだったので勝手がよくわからず、ラスベガスで経験のある友人の真似から始めます。友人はそのラスベガスで飲まれた経験があるせいか、機械でかつ最低掛け金でチマチマ賭けており、「そんなんで楽しいのかよw」と心の中で突っ込んでしまいました。

普段競馬でそれなりにギャンブル慣れしているとはいえ、いきなり大勝負の勇気はないので、機械のルーレット相手に友人の5倍くらいのレートで書け、数千円のプラスを出しました。このとき思ったことは、

「オレ、カジノ向いてるんじゃね?」です。まぁ実際向いているけど!!

友人はちまちま賭けてプラスになったお金を使ってカジノの中のバーでモエ・エ・シャンドンを飲み、ほぼトントンで部屋に戻って行きました。

私はこんなんでは終われません。機械である程度大小やルーレットの勝手が分かったので、いざテーブル勝負!待ってろディーラー!!

だが、

【事件5】カジノに返り討ち

ベネチアンのミニマムレートが高すぎます。一番レートの低いテーブルの一口が300香港ドル(当時約3000円)って…。テーブルデビューするのにちょっとひよりました。

でも、ここまで来たらやるっきゃない!!ということで、1000ドルを100ドル10枚のチップに交換します。

大にびびりながらミニマムの300ドルをかけ、ドキドキしながら待つと値は小。あっけなく300ドルが消えます。

気を取り直し、「次こそは大だろ!」と大にびびりながらミニマムの300ドルをかけ、ドキドキしながら待つと(以下略

最後に、「次こそは大だろ!」と大にびびりながら残りの400ドルをかけ(以下略

はい、大小の3連敗で1000香港ドル(1万円)を飛ばす。有馬記念で2分30秒間で1万飛ばすのとはまた別のショックを覚える。あまりにあっさり3連敗したので戦意喪失し部屋に戻ったら、友人に「顔が青い」と言われました。

この後、酒を飲む気にもならず寝ます。こんな感じだったけど、明日こそいい一日だったらいいな!!

【補足】初々しいですね(笑)このとき、なぜルーレットではなく大小に手を出したのかは不明です。マカオでは、総じてルーレットの方がミニマムベットが低いのですが、このころは何もしらなかたんでしょう。あと、このトラウマがあることから、今後のカジノ人生において基本的には大小には手を出していません。

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【次の記事】

【過去旅シリーズ】2011年香港マカオ旅行 究極の珍道中②(マカオ編②)

2017-12-14

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