飛行機ってなぜ揺れるの?そのメカニズムと揺れないための対策を紹介

飛行機が苦手な人にその理由を聞くと、一つあがってくるのが「揺れが怖いから」です。

それわかります。飛行機が好きな私ですら、揺れはめっちゃ怖いですし揺れると「ひぃ!」となります笑。私、ディズニーの「センタージオブアース」とか「スプラッシュマウンテン」のような落下系アトラクションはマジで無理なタイプなので、縦の揺れは本当につらいです。

いくら「揺れても飛行に全く影響がありません」と言われても揺れ続ければ本気で飛行機いやになるときもあります。まぁすぐに好きに戻るんですけど。

そこで今日は、飛行機が揺れる理由、揺れやすいコンディションと路線、そして、機内でゆれにくい場所も紹介したいと思います。

飛行機が揺れる理由

まずは飛行機が揺れる原因を説明しましょう。

乱気流によるもの

飛行機の揺れの原因の大半は、乱気流によるものです。

乱気流は大気が渦上になって上空で巻き起こしている気の流れで、おきやすい場所などは比較的わかるものの、いつどこで具体的に起こるかといった予測は上空ではなかなか難しいです。

気流の変化は、実際にフライトしているパイロットなどかの情報をもとにアップデートされていくため、情報が多いところであれば対策も打てますが、そうでないところは、過去の気象条件とかから推測していくしかないみたいです。

それでも、パイロットはできるだけ乱気流が起こっていないところ、起こる可能性が低いところを飛行するようにしてくれているのは、なかなかすごいことです。

雲によるもの

こちらは実感することも多いと思いますが、雲の中に入ったときはよく揺れます。これは、雲の形状によっても揺れの強さは変わりますが、積乱雲などの「積雲」と呼ばれる雲の中を飛ぶときは強い揺れを感じやすくなります。車がデコボコの道を走っているのと同じような感覚、と考えるとわかりやすいでしょうか。どうしても振動や揺れが起こりやすくなります。

揺れが少ない座席はあるのか

どうやっても飛行機は特定の条件で揺れますので、それであれば、揺れが苦手な人は揺れの少ない席を選びたいなぁ、と思う人も多いかもしれません。

え、そんな席あるの?と思うかもしれませんが、飛行機の構造的に、揺れやすい席、揺れにくい席というのははっきりしています。といっても、そう大きく変わるものではないので、気休め程度ですが…。

まず、機内後方は、主翼が作りだしている「バフェッティング」と呼ばれる気流の流れが発生するため、乱気流に突入した時以外にも揺れが発生しやすいといわれています。

じゃあ前が揺れにくいかというとそうでもなくて、前は前で機体のバランスが決してよくないので揺れやすいです。

となるともうお分かりのとおり、揺れが少ないのは真ん中です。具体的には、主翼のあたりが飛行機の重心にもなるので一番揺れにくいと言われています。

ただし、主翼のあたりはエンジンの音が最も大きいところなので、気になる人もいるかもしれません。

飛行機の揺れを軽減する取り組み

そんな飛行機の揺れ、私も大嫌いなわけですが、技術は進化するもので、新たに揺れを軽減する取り組みがJALで行われることになりました。

早い話、揺れないような運航をするには、揺れが発生しない飛行経路を取ればいいわけです。極端なジェット気流にぶつからない、雲がない、乱気流が発生しないところを通ればいいだけです。ここは気象会社の出番になります。

もともと割と日系は気流が事前に悪いところを避ける取り組みはなされているようですが、新たにJALとウェザーニューズはが、航空機の揺れを未然に防ぐための仕組みを共同で開発しました。

具体的には、気流の乱れによる揺れの情報をリアルタイムに地上へ自動報告し、運航管理支援システムに反映することで、AIが処理して運航中の航空機へ自動通知するというものです。

もともと、結局揺れる、揺れないの情報はこれまではパイロットが手動データ送信や無線で報告をして、それを元に後続機が対策をしていたため、どうしてもタイムラグが発生していたんですね。

この仕組みの運用が始まることで、後続機のパイロットはより早く揺れる場所を把握することができるので、それを回避したルート変更を管制に申請したり、ゆれる場合でも事前にシートベルトの着用のサインを出すなどのアナウンスをすることができるようになります。

やっぱり揺れるにしても、「これからしばらく揺れます」と言ってくれた方が心構えができますから安心できます。あと、熱いコーヒー出されてからいきなり揺れて飛び散るとか、そういうことも減りますからね。

このような技術の進化は、とてもうれしいものです。

まとめ

飛行機が揺れる理由と揺れを感じにくい席、そして最新の技術を使った揺れを減らす取り組みについて紹介しました。

飛行機の揺れが苦手な私にとっても、このような取り組みは大歓迎です。物理的に飛行機が揺れないようになるのは無理なので、少しでも揺れないような航路をとってもらえるとありがたいです。

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