2018年7月のニューヨーク・ワシントン旅行記第5弾。前回は自由の女神を訪れたことについて書きましたが、今回はその続きでロウアーマンハッタンを散歩したことについて書きたいと思います。
ガイドブックの取り扱いは小さいですが、ウォール街や9.11メモリアルなど有名な場所も多いところですし、自由の女神の発着点になるバッテリーパークからも近いので、セットで観光するとよいと思います。
前回の記事はこちら
ウォール街を散歩
リバティ島で自由の女神を鑑賞してバッテリーパークに寄港後、地下鉄で一駅だけ乗って向かったのがウォール街です。ここは母親のリクエスト。なんでも、「世界経済の中心地にいってみたい」とのこと、ふーん。
ということでニューヨーク証券取引所。こちらは現在工事中なので、最初なんだかわかりませんでした(笑)内部見学とかはできないので、外観のみです。
ここがウォール街。ブラックマンデーなど、過去の世界恐慌はこの地から始まったのでした…。金曜日の午前11時すぎに訪れたのですが、ほとんど観光客ですねー。
ウォール街の正面には、1789年にジョージ・ワシントンが就任演説を行ったフェデラルホールがあります。こちらもにぎわっております。
しかし、なぜ欧米人は階段に座るのが好きなのでしょうか。ワシントンのリンカーンメモリアルもそうですし、ヨーロッパでもローマのスペイン広場をはじめ、多くの広場の階段に座ってアイス食べてますよねー。
この建物自体はのちに建てられた税関施設なのですが、無料で色々と展示物があったりします。あたかも演説したような作りになっていますが、ここで演説したわけではありません。
ちなみにホール内にはお土産も販売しておりまして、ウォール街らしく、米ドルをデザインしたグッズなども販売していました。
ニューヨーク最古の教会であるトリニティ教会も、ロウアーマンハッタンにあるんですね。ちょっと時間がなくて中には入れなかったのですが、教会の中のステンドグラスはなかなかきれいなようです。
9.11同時テロ多発跡地へ…
トリニティ教会から10分ほど歩いたところでしょうか。奥にワン・ワールドトレードセンターがみえてきました。こちらは展望台も設置されており、現在、ニューヨークで最も高い展望台になっています。
テロにより崩壊したワールドトレードセンターの跡地にやってきました。跡地には2,983名の犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑となっており、ビルがあった中心部分はプールになって水が流れています。
ニューヨークシティパスにも含まれている、9.11メモリアルに入りました。入場に際してはチケットに交換する必要もなく、QRコードをそのまま読み取って入場することができるので、ほとんど並ばずに入ることができました。
ニューヨークは2001年9月11日の朝まではこのようにツインタワーがあって、多くの方が働いていたわけですよね…。私は当時高校3年生、某予備校から帰宅してみたテレビは衝撃的でした。「こりゃ、とんでもないことが起こったな…」と。
中には崩壊したビルの壁のようなものまでも展示されています。なかなか衝撃的でした…。
壁だけでなく、多くの破壊されたアイテムをそのまま展示しております。巻き添えになった救急車などもありましたね。衝撃の大きさを感じさせられます。
この9.11メモリアルなんですが、思っていた以上に展示が充実していました。ものがものだけに、あんまり写真を撮る気にならなかったので撮っていないんですが、このような事故の衝撃を伝える展示物や、当時の報道の内容など、様々な展示があって、全部をみようとするとけっこう時間がかかると思います。
ちなみに、オーディオガイドのレンタルはありませんが、スマホのアプリにガイドがあります。日本語の設定もありますので、こちらを使って回るといいと思います。私はヘッドホンを持ち歩いていなかったので、意味がなかったのですが…。
まとめ
ロウアーマンハッタンを観光してきました。自由の女神観光のついでと言ってはなんですが、マンハッタン南部で見所がコンパクトに集まっていますので観光しやすかったですねー。
さて、お腹も空いたのでお昼を食べにいきたいと思います。
コメントを残す