【2024年版】海外旅行に持っていくクレジットカードは何がよいか。私の選び方を紹介します

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海外旅行に出かけるときは、盗難や目を付けられないような対策のため、いつものブランド物のサイフをやめて、旅行用のサイフに変える人も多いかと思います。私も海外旅行では島忠で買った1,000円くらいの財布を利用しています。

その場合は、手持ちのクレジットカードから、何枚か選んでいくことになると思いますが、どのカードを持っていくかは悩むところですよね。

海外旅行の場合、普段使うカードとはちょっと違う考え方でカードを選ぶ必要もあったりします。そこで、今回は私なりの「海外旅行のカードの選び方」を書いていこうと思います。

海外旅行にクレジット(デビット)カードを何枚持っていくか

まず、海外旅行にクレジットカードを何枚持っていくかですが、私の場合、最近は基本的には4枚もっていきます。財布に3枚、サイフ以外の隠し場所に1枚です。

財布に3枚は入れたい理由ですが、(後に出てきますが)「別ブランドのカードを持っておきたい」、「カードが読めないリスク」などを考えてのことです。たとえ最も汎用性の高いVISAブランドのクレジットカードだとしても、海外旅行でクレジットカード1枚ではちょっと怖いです。

「クレジットカードを読めないことなんてそんなにある?」と言われればそれまでですが、私が卒業旅行でパリに滞在したとき、友人がGucciでカード読みこめず、ひと悶着あったことがありました(そのときは別の友人が立て替えました…)

国内なら、クレジットカードが読めなくても高額の買い物なら(ちょっと恥ずかしいけど)また来ます、といえばいいですが、海外ではなかなかそうもいかないですしね。

なお、私はあまりクレジットカードの海外旅行保険に頼らず、保険会社の保険に加入していくことが多いので、そこは考慮していません。クレジットカードの海外旅行保険の合算用として持っていく場合は、もっとカードをかき集める必要があるのかもしれません。

公共料金支払いカードはなるべく持っていかない

これは、スキミングやカード紛失などのトラブルリスクを考えたものです。

たとえ、カードを不正利用された場合でも、支払いはカード会社が保険により負担してくれるからその点では心配ありません。

ただ、不正利用や紛失によってクレジットカードの番号が変わることになると、公共料金など、定期的に支払いしているものについて、支払い変更の申請をする必要があります。これ、地味に面倒な手続きですよね。

これがなんとなく嫌なので、あまり公共料金払いのカードはもっていかないようにしています(とはいえ、もはや私が払っている公共料金ってあまりないんですけどね)

キャッシングできるカードを必ず2枚持っていく

外国通貨の現金を入手するには、日本円を両替所で両替するよりも、現地のATMを使ってキャッシングした方が、為替レート上有利なことが多いです(タイなど一部の国を除く)。私も昔はそんなこと知らなかったんですけどね。

そのため、私も現地でキャッシングすることが増えましたので、財布に入れるカードで1枚、隠しカード1枚にはキャッシングをつけておくことが大事だと思っています。

特に、万が一隠しカードの出番が出る場合って、財布を盗難、紛失した場合ですから、基本的には現金をもっていないと思います。

クレジットカードが普及している国であれば、カードだけでも残りの旅行を楽しむこともできますが、現金しか使えない屋台とかに行けなくなったら、せっかくの海外旅行の楽しみも半減してしまいます。あと、地味に公共交通機関でクレジットカードを使えない国も多いです。そんなときにキャッシングができるようにしておく必要がありますね。

ここからは私の恥ずかしい過去の話です(笑)
私はサイフをなくしたわけではありませんが、2014年の年末、シドニーで最終日の夜にカジノで全額スりました(年末に何してるんだよ)。

まあ、帰りの空港までのチケットは購入済だったので、そのときは「飯代しか使わないしカードで支払えばいいや」と思ってたのですが、行くと決めていた店に入ったら、「カード使用は20豪ドルから」と書いてあり、さらにキャッシング可能なカードを1枚も持っていなかったため、無理やり20ドル分頼んだことがあります。

私は普段隠しカードと同じ場所に1万円札も隠しているんですが、何を血迷ったか、この1万円もその前のカジノに突っ込んでしまったんですよ…。

そのうえキャッシングできるクレジットカードもなくさんざんな目にあいました。なので、キャッシングできるカードは必ず持って行きましょう。

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その前にカジノでの金遣いをどうにかしろ、ってところでしょうが

コンタクトレス決済は基本!

日本だとまだまだクレジットカードの場合、ICチップ式カードを機械に刺して決済する必要がありますが、海外だとこれがスキミングのリスクを有するわけです。

そんななか、2023~2024年に海外に行くと、ヨーロッパも東南アジアもコンタクトレス決済が主流、というか基本になっています。なので海外旅行にいくにあたっては、コンタクトレス決済できるクレジットカードは必須といえるでしょう。

出発前に、手元のクレジットカードを確認してみてください。

ちなみに体験談としてですが、ロンドンでは地下鉄やバスに乗る際、日本でSuicaをタッチするようにカードをタッチが可能になっています。乗車するにあたり現地のICカードを購入する必要がなくなりました。これはすごい時代の進化だと思います。

また、小さい売店なんかでも当たり前のようにコンタクトレス決済です。衝撃だったのは、クロアチアのザグレブでトラムに乗車する際のチケットも、キオスクでタッチ決済で購入することでした。お世辞にも欧州内で進んだ国ではないクロアチアにおいても、数十円の切符買うのにタッチ決済が基本になっています。

また、さらに盗難対策なども考えると、スマホで操作のできるタッチ決済の機能のあるプリペイド形式のカードだといいかもしれません。スマホで、使う直前だけアクティブにしておけば悪用のリスクも極限まで下げられると思います。

なので、コンタクトレス決済ができないクレジットカードは完全にいらない子になっています。

JCBプラザ利用のために1枚はJCBカードを持っていく

4枚持っていくクレジットカードのうち、1枚はJCBカードを持っていくようにしています。

これは「JCBプラザ」に入室できるようにするためです。

JCBプラザとは、観光情報の提供などのほか、レストランの予約などを日本語で対応してくれる、私たち日本人観光旅行者の強い味方になってくれるオフィスです。英語が話せない私にとっては、レストランの予約代行を無料でやってくれたりするので、とても重宝してます。

また、そのうち7都市(ホノルル、グアム、ソウル、台北、香港、バンコク、パリ)には、ラウンジ機能も有した「JCBプラザラウンジ」があり、ドリンクサービスや荷物預かりなどのサービスも受けることができます。コロナでだいぶ支店は縮小してしまったんですけどね…。

注意
店舗によっては、来店時に事前の連絡が必要なところもあります(だいぶ増えてしまいました)。

このJCBプラザを利用するには、JCBのマークの入ってるクレジットカードが必要なのです(JCBのサービスなので、当たり前といえば当たり前なのですが)。そのため、一応いつも1枚はJCBのカードを持って行きます。

さらに、JCBプラザラウンジの場合、荷物も預かってくれるので、最終日、ホテルが郊外の場合など、チェックアウトのあとに荷物を中心部のJCBまで運べば、最終日観光や買い物して、わざわざホテルまで荷物を取りに戻らなくてもすみます。

私が最近海外に持っていっているカードを紹介します

では、具体的に私が海外旅行に持っていくクレジットカードを紹介したいと思います。

エポスゴールドカード(国際ブランドVISA)

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必ず海外旅行には持っていくエポスゴールドカード。

国際ブランドがVISAなので、海外旅行をしていて決済できないような事態はほとんどないと思われます。また、エポスゴールドカードには海外キャッシングもつけていますし、エポスの場合、キャッシングした際にATMで返済可能な上、金利が日割りになるので非常に活用しています。

実際にクレジットカードで決済するのはこの後に紹介するANA VISA SFCカードの場合が多いのですが、いろいろな意味でお守りになります。現在、私のカードにはコンタクトレスがついていないので、このカードがまさしく財布外にある「お守りカード」になっています。

なお、エポスカードは海外旅行保険として優れた才能をもっていたのですが、2023年10月から、自動付帯から利用付帯に条件変更なされているので、その点はお気を付けください。

【エポスゴールドカードについては、以下の記事も参考にしてください】

エポスゴールドカードはとっても便利!メリット・デメリットや利用できる空港ラウンジを紹介します

2019-09-23

JALカードOPクレジット(国際ブランドJCB)

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先ほど書いた通り、必ずJCBのカードは1枚はもっていくようにしています。

現在私が保有するクレジットカードでJCBブランドがついているものが、JALカードOPクレジットと楽天カードの2枚しかないので、必然的にこいつを持っていきます。

JCBプラザの営業体制が縮小された上、ahamoや楽天モバイルのおかげで海外でのインターネット利用ハードルが格段にさがった今、JCBプラザに行くことはハワイ・グアム以外ではなさそうですが、一応持って行っているところです。本当に何かあったときに、日本語で対面で相談に乗ってもらえる場所の確保は大事だと思います。

ANA VISA SFCゴールドカード(国際ブランドVISA)

ANA VISA SFCゴールドカードがだいたい海外で決済するメインカードになっています。

ただ、2023年10月に私はマリオットBonvoyアメックスを解約し、固定費をすべてANA VISA SFCに移したため、今後はこいつを持っていくのは難しくなりそうです。

Revolut

最後の4枚目に紹介するのがRevolutというデビットカードになります。デビットカードなので、事前にチャージした金額しか利用することができないのが、海外利用にも便利なポイントになります。

デビットカードは他にもいくつかありますが、Revolutのすごいところは、海外レートが非常によいところです。ほぼほぼインターバンクレートとう、銀行間の取引で用いられるレートで取引できます。

一般にクレジットカードの場合、海外で決済する場合、VISAの場合であればVisaインターナショナルが指定するレートに2.2%(エポスなど一部カードは1.6%)の為替手数料が発生していますが、これが基本的にかからない、と理解してもらって大丈夫です。

また、このカードでは海外ATMでキャッシングも可能です(クレカからの入金分は不可)。また、事前入金のデビットカードであることから、金利がかかりません。

キャッシングにおいてもレートはインターバンクレートな上、引き出しの手数料も月額25,000円までは無料となっています(25,000円を超えると2%の手数料がかかります)

issy
海外で現金が必須なのは、一部のローカルな交通機関やチップなど限られたシーンになると思いますので、カジノ以外の用途であれば、25,000円もあれば十分だと思います。

唯一ネックなのが、事前にチャージが必要な上、クレジットカードからのチャージの場合1.7%の手数料がかかるところなので、利用する際には銀行口座から入金することをお勧めします。

まとめ

私なりの海外旅行にもっていくクレジットカードの選び方について書いてきました。

私が海外旅行にもっていくクレジットカードのポイントは、

  • 4枚保持、うち1枚はJCB推奨
  • 海外キャッシングができるVISAカードを、2枚以上持っていく(うち1枚は控えに)

ということになります。私の場合だと、JCBはJALカード、海外キャッシングが可能なカードはエポスとRevolutというのが基本になります(一応ANA VISAもできますが…)

なお、ここでは海外旅行保険は別途加入していくことを前提に書いています。もしカード保険だけで賄う、という場合は以下の参考記事なんかも読んでみてください。

海外旅行に保険加入は必要?クレジットカードで十分?お勧めクレジットカードも紹介!

2017-10-08

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