
今となっては多くのクレジットカードに導入された、タッチ決済が可能なコンタクトレス決済機能と、カードに16桁の番号が印字されないナンバーレスカード。そのはしりとなったのが、2021年2月に三井住友カードのラインアップに新たに加わった「三井住友カードナンバーレス(NL)」です。
私も速攻で作成し、4年近くなった今も保有し続けているというか、割と積極的に使っています。何より、コンビニでのポイント還元率が魅力的ですね。
時代の先端となったこのカードが、久々にキャンペーンを実施しておりお得に作成することができます。現在、14,000ポイントが簡単にもらえるようになっていますので、まだ作ってない!という方がいれば、ぜひ作成してみていただければと思います。
目次
三井住友ナンバーレスの概要

三井住友カードナンバーレスは、株式会社三井住友カードが2021年2月に新たに発行を始めたクレジットカードです。
ナンバーレスカードという名前だけあって、プラスチックのクレジットカードにカード番号や有効期限、名前やセキュリティコードも一切記載されていません。カードの裏面にサインをする場所もありません。
まさに「新しい時代のクレジットカード」なんですが、このカード、それ以外にもいくつか特徴がありますので、それらについて紹介していきたいと思います。
【クレジットカードの概要】
カード名 | 三井住友カードナンバーレス |
---|---|
国際ブランド | VISA/MASTER |
年会費 | 永年無料 |
電子マネー | VISAタッチ/Masterコンタクトレス(内蔵) iD/Quicpay/Pitapa/WAON(別カード) |
貯まるポイント | Vポイント |
ポイント還元率 | 0.5%(最大10%) |
年会費が永年無料
信販系、流通系などのクレジットカードであれば年会費無料のクレジットカードも多いでしょうが、三井住友カードの中で現在発行できて条件なしで年会費が永年無料なのは、本カードのみとなります。
カード会社プロパー系のクラシックなカードを年会費永年無料でもつことができるのはそう多くはないので、ゴールドカードとかはいらないけどしっかりしたクレジットカードを1枚持っておきたい、という方には三井住友カードナンバーレスはおススメできるカードの1枚となります。
VISAタッチ、Masterコンタクトレス決済対応

VISAブランドの場合はVISAの非接触型決済であるVISAタッチ、マスターブランドの場合はMasterコンタクトレス決済も搭載済です。今まで三井住友カードの多くにはiDが搭載されており、iDに対応している多くのお店では、タッチ決済で済ませることができていました。
これはこれで非常に便利ですが、あくまでiDはNTTドコモが中心として作ったサービスであり、国内基準であるため、外国では使うことができませんでした。
VISAタッチやMasterコンタクトレス決済はNFC Payという国際基準で作られているため、搭載カードであれば、海外でもタッチ決済が可能になります。今はまだ海外に行けませんですが、いつか行ける日がきたとき、今までカードを挿して支払を済ませていたのを、海外でもタッチ、コンタクトレス決済に対応しているお店であれば、ピッとやるだけで決済をすますことができます。
貯まるポイントはVポイント

三井住友カードなので、貯まるポイントはVポイントになります。本カードでは、200円あたり1ポイントのVポイントが貯まるのは、還元率は0.5%となります。
TポイントがVポイントと合併したことによりVポイントの利用の幅は広がり、支払い充当のほか、他社へのポイント交換の幅も広がり、より便利になりました。例えば、従来からANAマイルへの交換はできましたが、JRキューポを介すことによりPontaに交換して、新たにJALマイルにしたりすることも可能となりました。
ポイント還元率は最大7%、セブンはキャンペーンで10%も
通常、三井住友カードナンバーレスを利用して貯まるポイントは利用額の0.5%なので、楽天カードやYahoo!JAPANカード、その他1%還元を実現しているクレジットカードに比べるとお得度では若干見劣っているようにみえます。

ただ、セブンイレブンやローソン、マクドナルドやモスバーガー、ガストやすきや、ドトールやエクセルシオールで利用する場合は、スマホのコンタクトレス決済をすると還元率が常時7%に跳ね上がります。コンビニをよく使う人にとっては神のようなクレジットカードです。

なお、必ずスマホでのタッチ決済、コンタクトレス決済にしてください。カードを挿してしまったりiDを使ってしまうとか、あとは物理カードでのコンタクトレス決済も還元率は落ちてしまいますので、注意が必要です。

さらに、セブンイレブンでは、セブンイレブンのアプリとVポイントの連携を行い、会計時にセブンイレブンのアプリを提示した後、スマホのコンタクトレス決済を行うと10%還元になります。アプリとかちょっとめんどくさいですが、セブンイレブンをよく使われる方はやる価値があると思います。
三井住友側のキャンペーンを紹介
で、三井住友NLの発行キャンペーンはカードができた当初はかなり派手でおいしい思いをしていたのですが、最近ちょっと落ち着いていたんですよね。(ポイ活的には)あんまり積極的におすすめできる還元ではなかったんですよね。
ですが、最近また気合を入れ始めてきました。三井住友のキャンペーンとポイントサイトのキャンペーンの両方がありますが、まずは三井住友のキャンペーンから紹介します。

三井住友カードナンバーレスを含む三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードを2月2日までに発行した場合、カードの利用に応じて、最大5,000円分のVポイントおよびギフトコードがプレゼントされます。
こちらのキャンペーンは2本立てとなっています。

一つ目のキャンペーンは、カードを発行し、スマホでのタッチ決済を1回利用するだけで3,000ポイントもらえるというものです。これはもう楽勝ですね

2つめの特典が、1万円ごとの利用で、1,000円相当のVポイントがもらえるというものです。NLの場合は最大2,000円相当のVポイントなので、2万円以上の利用で2,000ポイントがもらえるキャンペーン、と言い換えることもできます。
ポイントサイトを経由するとさらに9,000円分のポイントがもらえる
今回紹介した三井住友カードナンバーレスですが、ポイントサイトを経由して発行をすると、ここまで紹介したVポイントのキャンペーンとは別に、9,000円相当のポイントを獲得することができます。

私がおススメしているポイントサイト「モッピー」を経由して、三井住友カードナンバーレスを発行するだけで9,000ポイントを獲得することができます。
この「ポイントサイト」というのは、広告が集まっているサイトで、そのサイトを経由して様々なサービスを受けると、定められたポイントをもらうことができます。これは、ポイントサイトに広告を出した広告主がポイントサイトに支払った広告料の一部を、実際に広告を利用した人に還元しているという仕組みです。
モッピーのポイントの使い道
今回利用するモッピーで貯めたポイントは、様々な他社のポイントに交換することが可能です。ものによっては若干の手数料がかかりますが、多くのポイントに等価で交換することが可能です。今回でいえば、三井住友カードの発行で9,000ポイントもらえるので、10,500円相当のポイント等に交換することができます。

交換先はポイントサイトによって若干異なるのですが、モッピーの場合、Tポイントやdポイントなどの共通ポイントのほか、nanacoやWAONといった電子マネー、AmazonギフトコードやiTunes&Storeギフトコード、さらにはビットコインなど、様々なポイントに交換することが可能です。
Vポイントは、AVIOSやシンガポール航空のマイルに変換できますが、現金化でIberiaのAVIOSマイルのバイマイルで@1.5円で対応した方が良いのでしょうか。
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo4010365.jsp
マイルさま
コメントありがとうございます。
単価1.5円あれば、イベリアaviosをのお買い上げの方が得ですね。
10,000Vポイント⇒12,000円⇒8,000 IBavios⇒8,000 BAavios
10,000Vポイント⇒5,000 BAavios
SQに関しては、SQでしかできない交換(一部のSuite等)とかもあると思うので、そこにどこまで価値を求めるかだと思います。