GoToトラベルの地域共通クーポン限定で購入できるJR西日本の「自由周遊きっぷ」を紹介。

10月1日から、GoToトラベル事業で、旅行代金の15%分の「地域共通クーポン」が発行され始めました。さっそく多くの方が旅行にでかけており、なぜか10月がSTAY HOME月間となってしまった私からすればちょっとうらやましいです…。

このクーポンは、主に飲食店や土産物で利用することが可能なんですが、JR西日本が、この地域共通クーポンでの購入を条件とした特別なエリア乗り放題のフリー切符を発売することになりましたので、ちょっと紹介できればと思います。

JR西日本がGoTo地域クーポン限定のフリー切符を販売

JR西日本は、「Go To トラベル」事業で配布される地域共通クーポンで購入できるフリーきっぷ「Go To トラベル地域共通クーポン限定 自由周遊きっぷ」10種類を10月1日から発売しています。

指定された周遊エリア内でJR線が2日間乗り降り自由になるフリーきっぷです。乗車可能な列車は、普通列車(快速/新快速含む)の普通車自由席。エリアによっては特急券を購入することで特急列車や新幹線へも乗車できたり、特急自由席に追加料金なしで乗車できたりします。

発売条件

このフリー切符のポイントは、地域共通クーポン(紙クーポン)を使用しないと購入できない特別なフリー切符であることです。

ただし、全額を地域共通クーポンで購入する必要はなく、1枚でも使用すれば、差額は現金やクレジットカードで購入することも可能です。(例えば2,000円のフリーきっぷを、1,000円の地域共通クーポンとクレジットカード1,000円利用で購入することが可能です)

発売期間

発売期間は、Go To トラベルが終了する2021年1月31日までとなっており、利用期間は発売終了翌日の2021年2月1日利用日までの連続する2日間となっています。

地域共通クーポン(紙クーポン)を使って購入するため、当日、窓口での購入が必要となります。事前にインターネットなどで購入することはできません。

発売場所

このGo To トラベル 地域共通クーポン限定 自由周遊きっぷの購入可能な駅は主要駅の駅窓口に限られています。あとは提携する日本旅行の一部の窓口のみです。

特に注意したいのが京阪神エリアで、京都、新大阪、大阪、天王寺、西九条、JR難波、三ノ宮、神戸でしか購入できません。チェックインの際にクーポンを受け取ってから購入するので、ホテルの最寄り駅がこれら以外のJRの駅の場合、該当する駅まで移動してから購入する必要があります。

設定エリア

設定エリアは、以下の10エリアとなっています。

料金特急利用その他
富山・石川エリア2,000円運賃のみ(北陸新幹線不可)富山ー金沢間3セク利用可能
福井エリア1,500円運賃のみ
滋賀エリア1,500円不可
京阪神エリア1,500円不可
京阪奈エリア1,500円不可
和歌山エリア2,000円運賃のみ
岡山エリア2,000円運賃のみ
広島エリア2,000円不可
山口エリア3,500円可能萩・津和野・秋吉台エリアのバス利用可
鳥取・島根エリア4,000円可能

(フリーエリアについては、JR西日本HP参照(PDF形式)

基本的に県ごとにエリアが区切られており、それらのエリア内の普通・快速列車が乗り放題のきっぷとなっています。ただし、山口エリアと鳥取・島根エリアは特急自由席も利用可能なほか、山口エリアでは、萩・津和野・秋吉台のバスが利用可能です。

初日のホテルチェックインまできっぷを利用できない

このきっぷをみたときに、最初はすごいオトクだなぁと思ったのですが実は罠がありまして、「チェックインした後でしか初日は利用できない切符」であることです。

購入条件が紙の地域共通クーポンを利用することとなっており、地域共通クーポンはホテルで渡されることになっておりますので、初日のチェックインを行わない限り、購入が不可能です。

そのため、1泊2日の周遊型の旅行の場合は事実上1日しか利用できないんですよね。初日にホテルにチェックインしたら、そう他の都市には動きませんから…。

ただ、2泊3日の旅行であれば、初日のチェックインで地域共通クーポンを受け取り、翌朝から2日間のきっぷを購入することができますから、その場合なんかは非常に便利に使えそうです。

おススメ3つのエリアを紹介

今回「Go To トラベル地域共通クーポン限定 自由周遊きっぷ」は10のエリアの販売がありますが、このうち、私の独断と偏見により3つのおススメきっぷを紹介したいと思います。

富山・石川エリア

金沢、新高岡、富山、黒部宇奈月温泉駅

富山と金沢の間を第3セクターで結んだ場合、片道の運賃が1,240円となりますから、単純に往復するだけで元がとれるほか、金沢や和倉温泉に行くことも可能です。

また、2泊3日の旅行で、初日金沢泊、2日目に和倉温泉泊とかにすれば、金沢=和倉温泉の往復だけで元がとれます。富山・石川エリアでは特急列車が乗り放題には含まれていませんが、別途特急料金を支払えば、乗車券部分は有効となります。金沢と和倉温泉の間の乗車券が片道1,410円ですので、十分もとがとれます。

京阪神エリア

チケット発売場所
新大阪、大阪、天王寺、西九条、JR難波、三ノ宮、神戸各駅、TiS京都西口支店、TiS新大阪支店、TiS大阪支店、TiS天王寺支店、TiS三ノ宮支店

京阪神エリアは1,500円で、京都=大阪=神戸と、大阪環状線を中心としたフリーエリアとなっています。関西は阪神、阪急、京阪など私鉄も多いのですが、やはりJRの新快速は本数多い上に早くいので、非常に便利ですよね。

京阪神エリアでは、単純往復だけでは元がとれないと思いますので、2日間で何か所も乗り降りすることを予定している場合はおススメの切符になります。

一方、京阪奈エリアは奈良県がフリーエリアに含まれるのですが、奈良に関してはJRよりも近鉄の方が便利だと思いますので、今回は取り上げませんでした。

山口エリア

新山口駅、下関駅

こちらは主にJRというよりもバスに利用価値のあるエリアになります。新幹線が停車する新山口を起点に、秋吉台や萩、津和野を周遊するのに便利なきっぷです。山陽新幹線が利用できないため、萩津和野エリアと下関を移動するのが大変ですが、秋吉台と萩・津和野を回るだけでも非常にお得なきっぷとなります。

新山口を起点にすると、新山口→(バス)→秋吉台・秋芳洞→(バス)→萩→(バス)→津和野→(特急)→新山口といった行程で1泊2日することができます。萩から津和野までのバス代が2,200円、津和野から新山口までの特急が2,370円かかりますので、これだけで十分元をとることが可能です。

ただ注意しないといけないのが、チェックインするまでクーポンを購入することができないことです。新山口に到着して、そこから購入することができないので、1泊2日で周遊の場合、事実上2日目しか利用できません。それでも、宿泊が萩であれば、萩→津和野→新山口だけで元はとれますから、利用価値はあると思います。

もちろん、前日に新山口で宿泊するのであれば、そこで地域共通クーポンを受け取り、翌日から2日間、フルにフリーパスを利用することが可能です。

まとめ

GoToトラベルの地域共通クーポンを利用すると購入できるJR西日本のフリーきっぷである自由周遊きっぷを紹介しました。

記事中でも何度か触れましたが、購入条件が紙の地域共通クーポンを利用することとなっており、地域共通クーポンはホテルで渡されることになっておりますので、初日のチェックインを行わない限り、購入が不可能なのがちょっと使いにくいものの、2泊3日の旅行であれば、初日のチェックインで地域共通クーポンを受け取り、2日目と3日目に使うという技もあります。

これを活用すれば、山口や富山・石川エリアのほか鳥取・島根エリアなんかも使い勝手がよさそうな感じがしますね。

旅程次第では、普通にお土産やレストランで地域共通クーポンを利用するよりオトクかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください