【要エントリー】首都圏のJRを時差通勤や複数回利用するとJREポイントを獲得!

コロナもあってテレワークとともに時差通勤が再度注目されることになりました。また、テレワーク促進の影響で、定期券代の支給がなくなり、出勤日数に応じた実費精算になった会社もあると思います。

そんな中、JR東日本では、首都圏の時差通勤を促進するため、定期券保有者が時差通勤・通学した場合、JREポイントを付与するという事業を始めることになりました。

また、従来の紙の回数券のIC版みたいな、1か月に同額運賃を10回乗ると、1回乗車分相当のポイント付与もはじまりますので、こちらも併せて紹介したいと思います。

時差通勤でポイントがもらえる「オフピークポイントサービス」

最初に紹介する「オフピークポイントサービス」は、平日の朝の通勤時間帯の乗車分散を促すために、定期券利用者で、対象エリアの駅でオフピーク時間帯に乗車・下車した場合に、JREポイントを還元するというサービスです。

以前報道で、JR東日本はいずれは時間帯によって運賃が異なる制度を導入したいと考えているようですが、これはなかなかハードルが高い話です。私が訪れたことのある外国の都市だと、シドニーやワシントンD.C.ではこの制度に遭遇したことがありますが、制度設計はなかなか厄介だと思います。

そこで、まずは時差通勤をした人へポイントを付与するという形をとってきました。ポイントであれば、現在でもSuicaには乗車実績に基づいてJREポイントを付与する機能がありますから、

対象エリアは首都圏のみ

今回この対象エリアとなるのが上の表のとおりです(拡大版(PDF)はこちら)。このエリア内に出発地と到着地がある場合で、定期券範囲内の乗車に限り、オフピークポイントが付与されます。この枠の外側から乗車する人、この外側に向かう人は対象外となります。

中央線は大月、青梅線は青梅、千葉側は内房線が君津、外房線が上総一ノ宮と、都心への直通があるエリアを網羅しています。東海道が小田原までなので湯河原や熱海が含まれていませんがそこまで通勤者多くないでしょう。

問題は北関東方面です。常磐線は土浦、高崎線は本庄までが対象エリアです。これはまだいいと思うのですが、一番気になるのは宇都宮線。対応しているのが古河までです。

定期券区間をはみだした利用は対象外

今回のオフピークポイントサービスは、定期券区間をはみ出して乗車した場合も対象になりません。あくまで出発地、到着地ともに定期券の範囲内である必要があります(必ずしも定期券区間の端と端である必要はありません)ここはかなり注意が必要なポイントでしょう。

例えば横浜から東京までの定期をお持ちで、上野に用事があるため、東京を通過してそのまま乗って上野の改札を出た場合、オフピークポイントがもらえないことには注意が必要です。

issy
ポイントをもらうためには、一度東京駅で改札を出てまたすぐに入りなおす必要があります…15~20ポイントのためにそこまでやるか?

もらえるポイントは毎日15~20ポイント

今回のオフピークポイントでもらえるポイントは、ラッシュ時間帯の前1時間に設定される「早起き時間帯」に入場した場合と、ラッシュ時間帯の後1時間設定される「ゆったり時間帯」に入場する場合でそれぞれもらえるポイントが異なります。

  • 早起き時間帯(ピーク前1時間以内の入場):15ポイント
  • ゆったり時間帯(ピーク後1時間以内の入場):20ポイント

私の勤め先は遅め出社の業界なので、ゆったり時間帯で出社することが可能なのでこの制度はありがたいです。

また、平日の通勤緩和を目的としていますので、土日は対象外となることに注意が必要です。土日のゆったり時間帯に1駅だけ乗ってポイントがもらえるとかそういうのはないのでちょっと残念ですが仕方ないですね。

逆に平日お休みで定期使っている方は、ゆったり時間帯に1駅だけ乗ると20ポイントもらえます。休みの日にそこまでやる必要はないと思いますが(笑)休みの日にお出かけするときにポイントをもらうことが可能です。

ポイントは2ヶ月分ごとに還元対象となる時間帯の利用回数を集計し、まとめてJRE POINTを還元される仕組みになっています。

獲得対象となる時間帯は駅により異なる

駅が混む時間は駅によって異なります。郊外の方が少し混雑開始時間が早まり、都心に近づくにつれて混雑する時間は遅めになっていきます。

そのため、オフピークポイントサービスが適用される時間は、乗車する駅によって異なるという制度になっています。だいたい都心に7:30~9:00につく電車に乗る時間をピーク時間と設定しているようです。

各駅のピーク時間帯はこちら(PDF形式)に掲載されています。

例えば東海道線の場合、小田原のピーク時間は6:20~7:50で設定されているため、小田原駅の改札を5:20~6:20に通過した場合は15ポイント、7:50~8:50の間に通過した場合20ポイントが付与されます。

一方、横浜駅の場合、ピーク時間が7:00~8:30に設定されているため、横浜駅の改札を6:00~7:00に通過した場合は15ポイント、8:30~9:30の間に通過した場合20ポイントが付与されます。

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ちなみに私は常にゆったり時間帯での出勤になるので、コロナが落ち着いて完全出社に切り替わると、毎月400ポイントくらい何もせずにいただけそうです♪

会社の始業時間が定められている以上、そう簡単に出勤時間を変えることはできないでしょうが、フレックス制度などが整っている会社などにお勤めで、定期券を使っている方であれば、エントリーしておいて損はないと思います。

私鉄との相互乗り継ぎは注意!

このオフピークポイントは、その仕組み上、「乗車駅の改札を通った時間と下車駅の場所」の情報によって判定されるため、JRと私鉄の間の乗り継ぎや、私鉄が管理している駅を利用する場合は注意が必要です。

JRと私鉄を1本にした定期券をお持ちの方も多いと思います。ターミナル駅までJR、そこから地下鉄に乗るとかそういう人多いのではないでしょうか。あるいは私鉄でターミナルまで来て山手線に乗るとか。

そういうJR・私鉄混合の定期券の方も、JR部分の定期券区間をしっかり乗れば原則としてポイント付与の対象です。

注意
JRと私鉄の混合定期は、PASMOでも作成することが可能ですが、PASMOの場合はポイントがたまりません。オフピークポイントサービスのポイントが欲しい人は、次回の切り替え時にSuicaで作り直しましょう。

ただ、実はJRと私鉄の乗り換え部分について、いくつか罠があったりするので、そこは少し丁寧に解説しておきたいと思います。

JRの駅だけど私鉄が管理している改札で出入場した場合

まずはJRの駅だけどJRが管理していない改札機を通った場合。ここはもう入場、出場記録がJRでとれませんので、ポイント付与の対象外になります。

「JRの駅なのにJRが管理していない改札機があるのかよ?」と思いますが、エリア内に5駅あります。

  • 厚木
  • 八丁畷
  • 綾瀬
  • 羽沢横浜国大
  • 北千住(メトロ・東武の改札を利用した場合)

上の4駅を発着地にする場合、そもそもJRが入場を把握しないため、ポイント付与の対象外となります。この中だと、常磐線の綾瀬が対象外になるのは、利用客多いし大変だな…と思いましたが、綾瀬利用客の多くはそのままメトロに乗るので、そこまで気にならないか…。

また、北千住駅は構造が複雑で、東京メトロや東武鉄道の改札からもJRに乗れてしまう仕様なのですが、メトロや東武の改札を利用した場合も対象外です。

具体的にはこんな例で、相模線の厚木と茅ケ崎の間を定期で利用していても、厚木駅の改札は小田急が管理していることから、厚木駅の乗降記録をJRが持てません。そのため、判定のしようがなくポイント付与の対象外となります。

私鉄が管理する乗り換え連絡改札の使用はNG

続いての注意点は、便利な私鉄とJRの乗り換え連絡口。連絡口を使えば、乗り換えの際にSuicaを改札にかざすのは1度だけですし、乗り換えの時間も短く済ませることが可能ですね。

ただ、これも私鉄が管理している改札の場合、オフピークポイントサービスの対象外になるという鬼仕様です。直接乗り換えできるので便利なのですが、私鉄が管理しているものはJRの履歴つかないんですよね…。

私鉄が管理している、今回の対象となる駅は以下のとおりです。

  • 新宿駅(小田急・京王)
  • 品川駅(京急)
  • 五反田駅(東急)
  • 浜松町駅(東京モノレール)
  • 市ケ谷駅(都営地下鉄)
  • 日暮里駅(京成)
  • 高田馬場駅(西武)
  • 馬喰町駅(都営地下鉄)
  • 藤沢駅(小田急)
  • 厚木駅(小田急)
  • 八丁畷駅(京急)
  • 高尾駅(京王)
  • 分倍河原駅(京王)
  • 大月駅(富士急)
  • 久喜駅(東武)

都心のものは、西日暮里以外ほとんど私鉄管理になります。これを回避するには、連絡口を使わず、一度私鉄の改札を出て、JRの改札に入る、またその逆をやることにより、入場・出場ともJRの記録ができるので、ポイントの対象となります。先ほどの4駅に比べれば回避方法があるので救いです。

具体的な例だと、JRの大崎駅と京急の北品川駅の間の定期をもっていた場合、品川駅の京急=JR連絡改札を通ってしまうと品川の入場記録がJRで持てないため、対象外となります。

このルートでオフピークポイントサービスをもらうには、品川駅でJRと京急の連絡口を使わず、階段を下りて京急の改札を出て、JRの改札から入りなおすことが必要になります。

JR・私鉄直通線の利用

最後に厄介なのがJRと私鉄が相互乗り入れしている路線の扱いです。乗り換えなしでJRと相互運転しているのは、現状だと東京メトロ(東西線・千代田線)、相鉄線、りんかい線などがあると思います。

これらの路線を利用している場合、結局JRの駅で入場か出場のどちらかがないため、ポイント付与の対象外となってしまうんですね。

正直これはJRの例が悪いと思っていますが(笑)、JRの船橋から西船橋を経由して東西線の妙典までの定期をもっている場合のケースです。

昼間時間帯であればJRと東西線の直通運転がないため西船橋で乗り換えます。この場合はもちろんポイントの対象です。

補足
西船橋駅の中間改札はJRが管理しているため、利用してもポイントの対象となります

ただ、平日の朝晩には、東西線がJR津田沼まで乗り入れているため、船橋から西船橋で乗り換えずに妙典にいくことが可能です。この場合、結局JRの出場記録がないので、オフピークポイントサービスの対象外になってしまう、ということです。

キャンペーンへのエントリーが必要

本キャンペーンはエントリーが必要なので、下記リンク先からエントリーを必ずしてください。

なお、まだJREポイントの登録を済ませていない人は、その前にお手元のSuica定期券をJREポイントに登録する必要があります。登録すると様々なポイントが付与されますので、まずはこちらを登録してから、キャンペーンへの登録をしてください。

IC版回数券「リピートポイントサービス」

続いて紹介するのが、IC版回数券ともいえる「リピートポイントサービス」です。

これは、Suicaを使って在来線の同一料金区間を月10回以上使うと、1回分の乗車分のポイントをJREポイントで還元するというサービスです。還元は利用料金の10%ということで、回数券が10回分の料金で11枚もらえたのと同じサービスになります。

ここで今回のミソは、条件が「在来線の同一料金区間」であることです。「同一区間」ではなく「同一料金区間」。ちょっと言葉が違うだけですが、これが大きな違いになっていきます。

どういうことかというと、従来の回数券は出発駅と到着駅の区間が定められていましたが、今回のIC回数券であるリピートポイントサービスでは、料金が一緒であれば区間は問わないという仕組みがメリットだと思います。

例えば、赤羽から東京までも新宿までも220円ですので、赤羽~東京を5回、赤羽~新宿を5回利用したとしても、220円区間を10回利用したということで、1回分の運賃に相当する、220ポイントが付与されるという仕組みです。

issy
アナログな考えで行くと、今までの回数券は出発地と到着地が決まったものでしたが、このサービスは「〇〇円区間」とだけ記載のある回数券というイメージをもってもらえればと思います。

実は私、けっこう回数券使う人で、いずれはICに搭載してほしいとずっと思っていました。私鉄が発行する土日回数券(10回分の料金で14枚発行されるので超便利)は愛用しているので、これも早く電子化してほしいですね…。

対象エリア

こちらの対象エリアは、首都圏に限らずJRのSuicaが使えるエリア全体になります。

先ほどのオフピークポイントは首都圏限定でしたが、このサービスは首都圏のみならず、Suicaが使えるエリア、例えば仙台エリアや新潟エリアなんかも対象となります。

付与ポイント

付与されるポイントは、同一月に10回同一料金の区間を利用した場合、その10%のポイント(つまり1回分の運賃)が付与されます。月単位であること、そして9回までは一切ポイントが付与されないことには注意してください。

あと大きいのが、11回目以降も料金の10%を還元してくれることです。ここまでの例で示した220円区間だと、10回利用すると220ポイントが還元されますが、11回目以降、それぞれ22ポイントずつ還元されるという仕組みです。なので回数券よりさらにお得ですね!

JREポイントに登録していればエントリーは不要

先ほどのオフピークポイントはキャンペーンのエントリーが必要でしたが、このリピートポイントサービスは、JREポイントにさえ登録していれば、キャンペーン登録は不要です。勝手にポイントが増えていく仕組みになっています。

JREポイントの使いみち

今回のキャンペーンで貯まるJREポイントは、Suicaへのチャージが一番手っ取り早く現金のように使えるので便利なんですが、それ以外にもオトクな使い道がありますので、紹介しておこうと思います。

Suicaへのチャージ

レートは1ポイント1円と等価ですが、1円単位で交換することが可能なので便利っちゃ便利です。

なお、チャージ方法はちょっとめんどくさくて、まずWeb上で「申し込み」を行った後に、自動券売機でポイントの移行を行う必要があります。

ルミネ商品券

もしルミネを使う方であればルミネ商品券への交換もおススメです。VIEWカードを持っている人限定の交換にはなりますが、4,000円分の商品券を3,600ポイントで交換可能となるなど、1ポイント1円以上の利用価値があります。あまり知られていませんがオトクです。

JALマイル(JALカードSuicaのみ)

さぁここからがマイラーの真骨頂です。JALカードSuicaをお持ちの方の場合は、JREポイントをJALマイルに交換することも可能です。交換レートは、

  • ショッピングマイル・プレミアム加入orゴールドカード:1,500ポイント⇒1,000マイル
  • ショッピングマイル・プレミアム未加入のCLUB-Aカード、普通カード:1,500ポイント⇒500マイル

となっています。ショッピングマイル・プレミアムに加入している場合、またゴールドカードの方であれば、レート的に許せる範囲ではないでしょうか。1マイル2円で考えた場合、1,500JREポイントが2,000円相当に交換することが可能なわけですから、私個人的には交換してもいいと思います。

逆にショッピングマイル・プレミアム未加入のCLUB-Aカード、普通カードの方であれば、ポイントの価値が33%にまで下がってしまいます。1マイル2円の価値でみてもこれは損なので、やはりこの場合であれば、私ならそのままJREポイントで利用するかなぁと思います。

まとめ

JR東日本が新たに時差通勤促進として、ピーク時間帯の前後に定期券を利用した人に対し「オフピークポイントサービス」として、毎日15~20ポイントを付与するサービスと、電子回数券として、同一運賃区間を10回以上乗った人に対し、その1割のポイントを還元する「リピートポイントサービス」を始めることになりました。

コロナで時差出勤が促進されたり、あるいはテレワークの回数が増えて定期券代の支給をやめて実費精算になった会社も多いと思いますので、それらにも対応したサービスになっています。

オフピークポイントサービスは、特に私鉄との乗り継ぎがある方は注意すべきところがありますが、それでも乗り換え連絡口は使わずに乗り換えをすれば、ポイントは貯まっていくことになります。ですから、JRと私鉄をPASMOにまとめている方も、次の定期更新はSuicaにした方がいいと思います。

また、オフピークポイントサービスはJREポイントの登録のほかにエントリーも必要ですので、エントリーを忘れないようにしてください。

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