渋滞知らずで那覇から美ら海水族館へ!那覇から本部港まで高速船を利用してみた

沖縄は鉄道がモノレール以外にないため、那覇市内以外を観光するには、バスを使うかレンタカーを借りるかになります。

これ以外の手段として、実はあまり知られていないのですが、沖縄本島の南北を結ぶ高速船があります。那覇市から美ら海水族館がある本部町までを、約75分で結んでいます。

実際に私も利用してみましたが、航海は快適で渋滞知らずなので時間も読めるため,非常に便利に感じました。本部にはタクシーやバスもありますので、その先、美ら海水族館や瀬底島・本部のリゾートホテルまでの交通手段にも困りません。

美ら海水族館や瀬底島などに行く際に非常に便利なので、ぜひ紹介したいと思います。

第一マリンサービス高速船「ジンベエ・マリン」の概要

高速船を就航しているのは、沖縄のタクシー大手である第一交通産業の子会社である、第一マリンサービスという会社です。

2019年の春から、那覇の泊港と、本島北部の本部町にある本部港の間で高速船を運航しているのです。運行当初は那覇の港が泊港ではなく那覇港だったり、途中に北谷などを経由したりとルートを色々試行していたようですが、2020年以降は、那覇と本部を直行するルートになっています。

高速船の行先である本部町は、沖縄の北部観光の拠点となる場所です。

本部町の有名な観光地といえば、ジンベエザメで有名な美ら海水族館が挙げられます。美ら海水族館って、実は那覇から約90キロ離れており、かなり遠いのです。観光客の場合レンタカーやバスで移動するのですが、レンタカーでは1時間半程度(高速を利用した場合)、バスだと2時間程度とかなり離れたところにあるんです。

また、本部町にある瀬底島には近年ヒルトンがホテルを開業するなど、リゾートホテルもいくつかあります。これらのホテルへも高速船で近くまで行くことが可能になっています。

高速船使用される船

今回の高速船で用いられる船は、定員180人の高速船「タクマ3になります。美ら海水族館の近くに就航するということもあり、ジンベエザメのデザインになっています。

タクマ3の定員は180人となっているので、高速バス4台分くらいの人を運ぶことができます。

航海速度は30ノット(時速換算で約56キロくらいになります)で運航し、那覇~本部間の所要時間は寄港時間も含めてなんと75となります。

船での移動となるとのんびりとしたイメージもありますが、意外とスピードでるんですよ。スピードが出るため、フェリーのように船の外で楽しんだりすることはできず、飛行機のように船内で座って過ごすことにはなりますが。

高速船のフェリー乗り場を紹介

タクマ3が就航している那覇・本部それぞれのフェリー乗り場はこちらになります。

那覇側の乗り場は離島への窓口にもなる泊港です。泊港といっても、ふ頭のメインターミナルではなく、北側の外れのところにチケット売り場と着岸地があります。ちょっと離れたところにあるので注意が必要です。

泊港は、那覇の中心部から歩くことも可能ですが、ちょっと遠いのでバスを利用するのがおススメです。旭橋のバスターミナルから5分少々で泊高橋に到着します。また、タクシーでも700円程度なので、タクシーの利用もおススメです。

本部側の港は渡久地港です。ここ注意が必要で、本部港というのは別の場所にあるのでタクシーなどで港に向かう際は必ず「渡久地港」と伝えるようにしてください。さもないと全然違う港に連れていかれてしまいます(私が経験しました。)

終着地の渡久地港からは、美ら海水族館まではバスやタクシーで15分ほどの距離ががあります。

高速船のダイヤ

今回紹介する那覇ー本部の高速船のダイヤは以下の通りです。夏ダイヤと冬ダイヤがあり、夏は3往復、冬は2往復の設定があります。

冬ダイヤ(10月中旬~4月下旬)

那覇発

  • 那覇09:30発→本部10:45着
  • 那覇15:00発→本部16:15着

本部港発

  • 本部11:15発→12:30那覇着
  • 本部16:45発→18:20那覇着

夏ダイヤ(4月下旬~10月中旬)

那覇発

  • 那覇08:00発→本部09:15着
  • 那覇11:10発→本部12:15着
  • 那覇15:35発→本部16:50着

本部港発

  • 本部09:35発→那覇10:50着
  • 本部12:45発→那覇14:00着
  • 本部17:10発→那覇18:25着

夏と冬の差は、昼便があるかどうかの差ともいえます。

例えば那覇から日帰りで美ら海水族館に行く場合は、朝便で那覇港を出発して10時20分に渡久地港に到着し、そこからバスに乗り継いで水族館や記念公園を観光し、夕方に渡久地港を出発するフェリーで18時すぎに那覇市街地に戻ることが可能です。

また、本部や瀬底島のリゾートホテルに滞在するのに利用する際は、夏だと真ん中の時間の便が利用しやすいですね。朝各地を出た飛行機は10時ころ那覇空港に到着しますので、空港から泊ふ頭まで移動し、そこから昼便を利用したり、帰りもチェックアウトした後12時すぎの便を利用することが可能です。

高速船の運賃

気になるのが所要時間とともに運賃。高速船の運賃は以下の通りとなります。

那覇と本部港の間が、片道2,000円、2枚きっぷを利用すると往復が3,000の設定となっています。

この値段が高いのか安いのか考察するためにバスと比較すると、那覇から本部港の間はバスでやんばる急行バスという高速バスが運行していますが、これが片道1,800円ですので、バスとほぼ同額に設定されています。2枚キップを利用すれば若干オトクですね。

バスと違うのは渋滞を全く考慮しなくてよく、運転もしなくてよいのでその分フェリーが有利になることもあると思います。

【期間限定】片道500円キャンペーンを実施中!

1114日までの期間限定ですが、片道通常2,000円のフェリー運賃が500円という破格の値段になています。

席数限定とかでもなく、すべての乗客が500円という強烈なセールですので、この期間に瀬底島や美ら海水族館に行かれる予定はぜひ積極的に利用してもらえればと思います。

バスと高速船で美ら海水族館へのアクセスを比較

ここで、参考までに美ら海水族館までバスで行く場合と高速バスで行く場合を比較してみましょう。

項目 高速バス 高速船
便数 1日20便程度 (やんばる急行バス+沖縄バス) 1日2~3便
所要時間 2~2.5時間 (渋滞の可能性アリ) 1時間15分 (別途フェリーの前後あり)
費用 往復4,000円(やんばる急行バス) 往復3,000円+前後の交通費
景色のよさ 国道区間で海がみれる 海から残波岬などがみえる
酔い度 高速+直線区間多めで低い 船はそれなりに酔う

現在、那覇と美ら海水族館との間はやんばる急行バスや路線高速バス(117系統)が運行しており、所要時間はスムーズにいけば2時間くらいかかります。バスの場合、料金は往復で4,000円くらいとなっています。

今回就航するフェリーは、紹介したとおり、那覇と本部港を、1時間15分で結び、料金は往復割引を適用すれば3,000円です。

料金はバスよりもフェリーの方が安いですね。ただ、港からそれぞれの出発地、目的地までのアクセスに必要な交通費もありますので、ここはトントンくらいで考えた方がいいでしょうか。

時間は圧倒的にフェリーの方が早くみえます。フェリーは割と直線的に結んでいますので、道に沿って走るバスよりも走行距離が短いため有利です。ただ、先ほど書いた通り、那覇港は泊高橋、さらに本部港から美ら海水族館までの時間がかかります。まぁこの分を考慮すると、所要時間もバスでも高速船でもほぼ同じといったところでしょうか。

ただ、車の場合は那覇市内と、沖縄道の許田インターチェンジ付近の渋滞は週末になるとなかなか酷いので、定時制の確保ということでは、高速船での移動は一つの手段になるのではないかなと思います。

あと意外と重要なのが酔い度。沖縄自動車道+国道であればそうくねくねした道ではないのでそこまで車酔いしないと思いますが、高速船はそれなりに揺れますので、酔いやすい人はバスの方がいいかもしれません。

実際に利用してみた

今回、私も実際にこの高速船を本部→那覇間で利用してみましたので、その様子を紹介できればと思います。

本部側の出発ポイントは渡久地港になります。先ほども書きましたが、本部港とは別の港(歩いたら結構距離あります)ですので、タクシーで移動する場合は十分気を付けてください。

渡久地港の船乗り場の前には、やんばる急行パスが乗り入れていますので、こちらを利用することで、バスで美ら海水族館や今帰仁城跡、瀬底島へ移動することも可能です。

また、渡久地港ではタクシーを呼ぶことも可能です。沖縄はタクシーが安く、東京の7割程度の値段で移動できます。感覚としては「3人移動ならバスよりタクシーの方が安い」ですね。ただ、さすがに本部まで来るとDiDiで捕まらないので、電話で配車をお願いすることになります。

フェリーの座席は2-3-2の配置になっています。なお、景色を楽しみたいなら、那覇から本部に行く場合は進行方向右側、本部から那覇に向かう場合は、進行方向左側を選んでください。

また後方中央部は揺れにくい席ということで、シートの色をわけています。船酔いが不安な人はこちらに座るとよいです。実際に私も乗車しましたが、それなりに揺れます。トイレ行くのもちょっとふらつくくらいです。

船内には飲み物の自動販売機があります。逆にこれしかありませんので、船内での飲食物は事前に購入しておきましょう。まあ揺れる+コロナですので、船内で飲食はしない想定の方がいいと思います。

船内の最後部、自動販売機の横にはお絵描きスポットがあります。とはいえ、フェリーや観光船と違って高速船であることから、走っsている間は飛行機と同様に基本的に着席が求められます。したがってあまり利用する機会はないと思います。

フェリーは途中で残波岬や読谷のホテル日航アリビラなどを望むことができます。海からこれらの景色をみることができるのは貴重な体験なのではないかなと思います。

那覇側の泊港の場所はわかりにくいですね。チケットは泊港のメインターミナルである「とまりん」ではなく、こちらの乗船場の近くにある小さな建物で販売しています。

まとめ

那覇港と美ら海水族館の近くまで高速船が設定されることになりました。

一日2~3往復と、そこまで便数が多いわけではないのですが、特にレンタカーを借りれない方にとっては北部観光をする際、時間があえば非常に有力な選択肢になるのではないでしょうか?運転しなくていい、渋滞知らずというのは非常に旅程を楽に、そして計画的にしやすいですし、面倒な港から目的地までの移動も、沖縄はタクシーが安いのでそこまで経済的な負担になりません。

さて、沖縄まで行くにはANAマイルやJALマイルを貯めれば無料で行くこともできます。簡単に年間10万マイル以上貯めることも可能です!マイルのため方は以下の記事を参考にしてもらえればと思います。

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