「沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわん」のクラブラウンジが素敵だった

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2022年4月、開業直後の「沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわん」にクラブフロアで滞在してきました。クラブフロアということで、静かで大人なクラブルームなどを優雅に楽しむことができました。かなり気に入ったので、2024年にも再訪しています。

そこで、本記事では「沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわん」のクラブラウンジ、そしてクラブ利用者専用のプールについて紹介していきたいと思います。

なお、ラウンジ入室資格が基本的にクラブルーム宿泊者限定なので(プリンスのステータスでは最上級でもアクセスがつかない)、基本的に空いていますし、プリンスは比較的年齢層が外資系ホテルより高めなので、おちついた環境になっているのもよいです。

沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわんのクラブラウンジ「UMIKAJI」の概要

沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわんのクラブラウンジ「UMIKAJI」はホテル最上階の14階にあります。クラブアクセスのある、12階以上の部屋に滞在する人がエレベーターの14階のボタンを押せるようになっている模様です。

そこで入場コントトールしているので、基本的にラウンジの部屋は空きっぱなしで解放感があります。

ラウンジ営業時間

ラウンジの営業時間は、朝7時から夜22時までとなっています。15時間空きっぱなしのラウンジはなかなか珍しいのではないかなと思います。

  • 朝食タイム:7:00-11:00(朝食提供)
  • ティータイム:11:00-17:00
  • カクテルタイム:17:00-19:00(バー営業あり、フード有)
  • バータイム:19:00-22:00(バー営業あり、フードなし)

 

この後紹介するのですが、なんといってもここのラウンジの特徴は、朝の7時から22時まで15時間にわたってアルコールが提供されることです。

朝から酒が飲み放題のラウンジとなると、例えば那覇の逸の彩などはかなり民度がうーんという感じになっていますし、マリオットtとかで15時間飲み放題なんてやったらみんなラウンジ居座って騒がしくなったりして大変なことになりそうですが、ここはプリンスホテルなのでそういった人はほぼいないです。みなさん大人しく楽しんでいます。

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ホテル最上階の雰囲気のよいラウンジでお酒を楽しむことが可能です。

クラブフロア宿泊者専用プール併設

この14階のラウンジの横には、クラブフロア宿泊者限定のプール・ジャグジーがあります。ここがこのホテル最大のポイントなので、ぜひクラブラウンジのアクセスをつけてほしいぁと思っています。

プールは2階の宿泊者限定のものに比べて小さく、横15メートルほどとなっていますが、そもそも利用者が多くないため、とてもゆったり過ごせると思います。私が訪れたのは4月なので夏になればそれよりは混むとは思いますが、少なくとも今なら余裕だと思います。

人がいなければ、最上階のインフィニティプールでガチ泳ぎという、マリーナベイサンズ並みの体験ができます(笑)

あとジャグジーがついているのがうれしいです。2階のプールにはジャグジーないんですよ。この限られた人向けのプールにわざわざギャグジーつけてくれた運営に感謝です。

プールに入れば、その視線からは完全にシースルーのインフィニティなのがいい感じです。インフィニティ度は2階のプールより高いと思います。

プールの深さ1.1メートルあり、後述するように17時以降子供が入れないエリアなので、とっても落ち着いたエリアになっています。決して広くはありませんが、完全に大人の休日を過ごすエリアとなっています。

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プリンスということもあり、年齢層高めでリタイアした世代の方もプールサイドにいらっしゃったりしました。

私が訪れた時は2~3時間前まで大雨が降っていたようですが、それでもこの美しさです。そして、4月下旬の訪問だったのでちょっと寒いかなとも思いましたが、日がでていたこともあり問題なく入ることができました。

景色もいいですね。これは北側の方をとった写真ですが、一番左側が残波岬で、写真だと小さくてわからないのですが、一番先の横には読谷エリアのリゾートホテルで有名な「星のや」や「日航アリビラ」など特徴のある建物がみえたりします。来て肉眼でみればわかります。

プールサイドもおしゃれな感じになっています。一般的なビーチのベンチのほか、ソファも独特な形をしており、また壁画もおしゃれなので非常によい雰囲気になっています。

何よりクラブ宿泊者専用なので治安がいい(笑)以前、那覇でインフィニティプールで売っているホテルアクアチッタに泊まった際はまぁやかましかったので…。

13歳以下は夕方以降利用不可に

またこれ超重要なのですが、17時から22時までの間、つまりカクテルタイムとバータイムの時間帯は、13歳以下のラウンジ使用が認められていません。そのためラウンジ自体はすごく静かなのです。マリオット系ホテルのラウンジなんかに比べれば極めて平和です。

逆にいうと、子連れの場合は夕方以降ラウンジ使えないので、クラブフロアにそもそもするのか?もっといえば滞在するのか?ということを考えないといけません。

この後時間帯別に紹介しますが、ここのラウンジは夕方以降が楽しいラウンジですので、カップルや夫婦、友人同士であれば非常によいのですが、子連れの場合はちょっと考えた方がいいと思います。

ラウンジの様子を時間帯別に紹介

それでは、ラウンジを時間帯別に紹介していきたいと思います。

ティータイム

最初に訪れたのがティータイムなので、こちらでラウンジの雰囲気をお伝えできればと思います。

ラウンジですが天井が広く、また天井にシーリングファンみたいなのがついていて南国感がでています。席の数は約40席くらいでしょうか…数えてないですけど。

窓側の席からはもちろん海が望めます。ここからだと完全にシースルーにはなりませんが、やっぱりきれいです。

ではティータイムなのでデザートをいただきにいきましょう。スフレケーキやフルーツ盛り合わせなど、常時4~6種類くらいが用意されています。一通り食べましたけどどれもおいしかったですよ。一番おいしかったのは…この写真にはないのですがミニシューだったかな。

スナックはちんすこうや紅芋タルトなど、沖縄っぽいものが並んでいます。

冷たい飲み物は基本缶や紙パックでの提供です。ここは高級ホテルからはワンランク劣りますね。種類はコーラやフルーツジュースなど一般的なもの。

そして昼なのにビールが入っていました。そう、このラウンジは、朝7時から夜10時までアルコールが飲み放題なのです!

一応17時まではセルフのみで冷蔵庫にあるビールやバーカウンターの近くにあるリキュールなどが飲めるだけなのですが、それだけでもセルフでも十分です(笑)割るものは左側ソーダやトニックウォーターにも用意されています。

カクテルタイム

17時からはカクテルタイムで、ここから本格的にお酒が登場してきます。

赤ワイン、白ワインのほか、泡盛スパークリングワインも用意されています。ワインは自分でレバーをいじって入れることができ、泡盛スパークリングはバーテンの人がいれてくれます(常駐ではなかったのでそのときは自分でいれる感じかも)。

泡盛スパークリングワインはとってもすっきりしていて、通常のスパークリングワインよりもすっと飲めてしまいます。これはお酒が進みそうなので、自制心をもって飲む必要がありそうです。

また、フードも少し用意されています。チーズの盛り合わせやピクルスのほか、ラフテーの炙り焼きやアランチーニなどがありました。全部で8種類くらいのおつまみがあったと思います。

サイズ感をみてもらえればわかるとおり、どれも一つまみするような感じのもので、夕食の代替にはならないものですが、レストランに行く前に寄るにはちょうどよいくらいの感じでしょう。近くにあんまりレストランないんですけど、1階のレストランのほか、倹約旅であれば近くにCoCo壱とかならあります。

このラウンジの最大のメリットは、個人的にはお酒をプールサイドで無料で飲めることだと思っています。 というのも、先ほど紹介したとおりクラブルーム宿泊者専用プールですが、なんとラウンジと直結していて行き来が可能なんです。

ラウンジ内に水着で入ることができませんが、館内着であれば入室が可能なので、水着の上に館内着を着ることで、ラウンジ内のドリンクやフードを取りにいくことが可能です。

最初は勝手にやっているのかな?と思ったのですが、ラウンジのスタッフさんがプールサイドにお酒運ぶの手伝っていたので、公式にOKなんだと思います。

issy
ただ、まぁお酒飲んだらプールは入らないでね。これは元スイマーのおにいさんとの約束だ。

バータイム

バータイムは19時から22時までの3時間。この時間は、カクテルタイムにあった軽食がなくなり、おつまみとアルコールを含めたドリンクが提供されます。

ちょっとバータイムの室内の写真があまりないのですが、この時間になるとバーカウンターではバーテンさんがカクテルを作ってくれます。私の前に並んでいたカップルは、沖縄をイメージしたカクテルとか作ってもらっていましたねぇ。ミルクとブルーハワイ使ったカクテルとかおしゃれなものをシャカシャカしてもらって飲んでました。

夕食が20時からの予約だったので、食事前に一杯飲みにきました。冷蔵庫のビールは、私が訪れた際は一番搾りとオリオンの2種類ありました。まあオリオンから飲まれるので在庫切れを起こしているときありますが…。

食事終えた後には私もお任せでカクテルをお願いしたのですが、私にはシャカシャカ系は似合わないと判断されたのか、スプモーニを泡盛で作ってもらい、プールサイドで飲んでいました。

この時間もプールサイドにいくことはできます。iPhone SEのカメラはナイトモードがないのであまりよく写真が撮れないのですが、プール内のライトが怪しげに光っていて、とってもムーディーになってエロい感じになっています。ここにアラフォーのおっさんが一人でいましたが(笑)

朝食タイム

最後に朝食タイムの紹介。朝食は7:00から食べることができます。この時間から泳いでる人がいることにはびっくりしましたが…。

メニューは非常にシンプルで、基本的に小分けのものをとっていくスタイルになっています。

コールドミールはにんじんしりしり、ジーマーミ豆腐とヨーグルトの3種類のみ。

サラダはグリーンサラダとポテトサラダがありました。もずくのシークァーサー酢もあります。

ホットミールはスクランブルエッグ、ココットグラタン、ソーセージとベーコン、あぐー豚のみそ焼き、ハッシュドポテトなど合計7種類があります。一部沖縄県産のものを使用したりしています。

デザートがフルーツ盛り合わせ、ヨーグルト、プリンの3種類です。

私の食卓はこうなりました。ふだん朝はパン1枚とコーヒーのみなので、ホテルビュッフェの写真をTwitterに上げると「少なっ」と言われることで定評のある私ですが、いくらなんでもこれでは物足りないな、というのが率直な感想です。

でですね、ここまできてお気づきの方もいると思うんですが、朝食に和食が一切ないんですよ。魚とかライスないし、そしてパンも食パンや黒糖パンなど、わずかな種類しかないんです。

なので、朝食つきプランの方であればラウンジではなく1階のレストランで食べるべきだし、ラウンジあるから素泊まりとせず、朝食はつけたほうがいいと思います。1階のビュッフェレストランは、夕食だとちょっと種類や内容に不満を感じますが、朝食であれば十分満足できます。

もちろん、朝から飲むことも可能ですよー。

まとめ

沖縄プリンスホテルオーシャンビューぎのわんのクラブラウンジと併設するクラブフロア専用プールを紹介しました。

マリオットやヒルトンのようにステータスでラウンジに入ることができないので規模は小さいですがお客さんもそう多くないのでゆったりと過ごせました。これが本来あるべきクラブラウンジの姿なのかもしれませんが…。

issy
チェックイン時にクラブフロアが比較的混んでると言われたのですが、マリオット耐性のついた私からすれば「空いている」という世界でした。

外資系ラウンジに比べメニューの品数が少ない(朝食はさすがに改善を期待したい)のはありますが、それでも十分ですし、朝から夜までアルコールが用意されていますし、何より14階のクラブフロア宿泊客専用プールがとってもよいのでクラブフロアの予約をお勧めします。

専用プールのプールサイドで飲めるだけで、他のホテルに比べて価値があると思います。そもそも一部滞在者専用のプール作っているところ少ないですし、ゆっくりと夕日と海を見ながらプールサイドでお酒を飲めるというだけで価値はあると思います。

後は正直値段との兼ね合いですね。クラブが安く泊まれるならとまった方がいいですし、高くなるなら他のホテルを検討した方がいいかもしれません。「クラブが高いから通常ルーム」という選択肢は私にはないかなぁ…。という感想です。

3 件のコメント

  • 今回のプリンスホテル滞在費用の内訳や総費用を追記してもらえるとありがたいですね。

    • 森さま
      コメントありがとうございます!
      宿泊費用(相場)と、一人限定でお得に宿泊できるプランを追記させていただきました!

  • 私も4月に利用しましたが、ラウンジのお酒はずっと提供されていましたね。
    飲んでても注意されなかったので、ティータイムでもいただきました(笑)
    ブルーシールのアイスも食べれたんですが、おばさんがこっそりテイクアウト
    しているのには引きました。
    ラウンジのプールは観賞用かなーと思いましたが、帰る日には泳いでる方
    いましたね。

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