JAL提携国際線特典航空券の必要マイルが大幅に上昇します!発券予定の方は急げ!!

2018年10月から、JALの国際線特典航空券のうち、JAL以外を利用する特典航空券の必要マイルが増加することとなりました。ちょっと先の話にはなりますが、JALマイルを貯めて他社の特典航空券を狙っている人にはかなり大きな影響があると思われます。必要マイル数がどれくらい増加するのかや、その背景などを少し見ていきたいと思います。

JALの国際線特典航空券には3種類ある

実は、JALのマイルで発券することが可能な国際線の特典航空券には3種類あります。まず、ここの違いを確認しておきましょう。意外と知られていないので…。

JAL国際線特典航空券

片道7500マイル、往復15000マイルから世界の旅に交換

こちらが一番のメイン?の特典航空券、往復JALを利用する特典航空券です。他の航空会社は交えず、本当にJALでの往復のみの特典航空券になります。単純往復ではなくてもOKで、例えば行きは羽田→ロンドン、帰りはパリ→羽田なんて行程も可能です(ただし、この場合ロンドン・パリ間は自力で移動)

これは、今回の改定では影響がありません。

【JAL国際線特典航空券はお得な曜日があります!】

2018年もJALのディスカウントマイルは継続。ただし曜日限定特典が改悪あり

2017-12-13

提携特典航空会社特典航空券

ワンワールドアライアンス加盟航空会社を中心に多くの提携社の航空券にも交換

こちらは、JAL以外の、提携会社1社の特典のみのフライトでの特典航空券になります。JALマイルで特典航空券を発券できる、JMB提携の航空会社は以下のとおりとなっています。

JAL提携特典航空会社一覧
提携航空会社
【ワンワールド加盟】

  • アメリカン航空
  • ブリティッシュ・エアウェイズ航空
  • キャセイパシフィック航空
  • フィンエアー
  • イベリア航空
  • LATAM航空
  • マレーシア航空
  • カンタス航空
  • カタール航空
  • ロイヤルヨルダン航空
  • S7航空
  • スリランカ航空

【ワンワールド加盟社以外】

  • エールフランス航空
  • アラスカ航空
  • エミレーツ航空
  • 大韓航空
  • 中国東方航空
  • バンコクエアウェイズ
  • ジェットスター

JALが所属するワンワールド特典航空券のほか、スカイチームに所属するエールフランス(ファーストクラスは不可)や大韓航空、中国東方航空などのほか、「中東御三家」のうちの一つ、エミレーツ航空の特典航空券を発券することも可能です。私もエミレーツの特典航空券を最近発券しました。とっても楽しみです。

エミレーツ航空のファーストクラス航空券を発券しました!世界最高の飛行機空間を体験してきます。

2018-03-07
フィンエアー  ファッションの都の最新モードに触れ、永遠の都で歴史を感じる旅 ミラノ・ローマ エコノミー往復55000マイル

例えば、フィンエアーを使う場合、日本からはヘルシンキまで直行便が就航していますので、ヘルシンキまでの往復ができる(エコノミークラスで50,000マイル)ほか、ヘルシンキ乗継でイタリアに行くことも可能です(エコノミークラスで55,000マイル)。2018年6月現在、イタリアにはJALのフライトがありませんから、お得にフライトをすることが可能ですね。

補足
フィンエアーは、東京(成田)だけでなく、大阪(関西)、名古屋(中部)、福岡からもフライトがあります。ヘルシンキまでは10時間程度で到着し、コンパクトな空港であることから乗り換えも非常に便利になっていますので、直行便で行けない都市であればフィンエアーという選択肢は個人的にお勧めしています。

ワンワールド特典航空券

ワンワールドアライアンス加盟航空会社との組み合わせで世界一周の旅へ25000マイルから交換

ワンワールド特典航空券とは、ワンワールド加盟航空会社を2社以上利用することができる特典航空券です。ヨーロッパを周遊したり、あるいは単純往復でも、ロンドンに行くのに行きはJAL、帰りはブリティッシュエアウェイズだったり、ヘルシンキ乗継でフィンエアーを使ったりする場合も、このワンワールド特典航空券になります。

もちろん、1社のみ利用の提携特典航空券よりも必要マイルが多いほか、非常に不便なのが、電話でないと発券できず、Webで発券できないにも関わらず電話発券手数料が必要になる(支払い時にJAL商品券を充当することにより、発券手数料が免除になるなどの方法もありますが…)、ちょっとめんどくさい特典航空券です。ANAの場合、2社以上組み合わせるのもWebでできるのですが…。

 

ワンワールド加盟航空会社
JAL
アメリカン航空
ブリティッシュ・エアウェイズ航空
キャセイパシフィック航空
フィンエアー
イベリア航空
LATAM航空
マレーシア航空
カンタス航空
カタール航空
ロイヤルヨルダン航空
S7航空
スリランカ航空

ここまで3種類の特典航空券をみてきましたが、今回、この3種類のうち「提携特典航空会社特典航空券」が大幅改悪、「ワンワールド特典航空券」がプチ改悪となっています。

提携特典航空会社の改定内容

提携特典航空会社の特典航空券は、搭乗クラスと、総飛行距離によって決まります。のJALの特典航空券は、このチャートに改定が入ります。

まずはエコノミークラスから見ていきましょう。

総旅程距離
(マイル)
2018年11月19日まで
エコノミー
クラス
2018年11月20日より
エコノミー
クラス
1 -1,000 15,000 12,000
1,001-2,000 20,000 15,000
2,001-4,000 21,000 23,000
4,001-6,000 37,000 37,000
6,001-8,000 39,000 45,000
8,001-10,000 40,000 47,000
10,001-12,000 50,000 50,000
12,001-14,000 55,000 55,000
14,001-20,000 60,000 70,000
20,001-25,000 85,000 90,000
25,001-29,000 110,000 110,000
29,001-34,000 130,000 130,000
34,001-50,000 150,000 150,000

総飛行距離2,000マイル未満の場合は必要マイル数が減少しまいたが、2,001マイルから10,000マイルと、14,000マイルから25,000マイルの場合は必要マイル数が上昇しています。特に東南アジアやヨーロッパ周遊などの場合、必要マイル数が増加しそうな感じですね。

とはいえ、フライト距離8,001~10,000マイルで必要マイルが7,000マイル上昇、14,001~20,000マイルの距離で必要マイルが10,000上昇ですから、そこまで影響は大きくありません。

続いてビジネスクラスをみてみましょう。

総旅程距離
(マイル)
2018年11月19日まで
ビジネスクラス*1
2018年11月20日より
ビジネスクラス*1
1-1,000 32,000 24,000
1,001-2,000 35,000 30,000
2,001-4,000 42,000 42,000
4,001-6,000 60,000 60,000
6,001-8,000 63,000 80,000
8,001-10,000 65,000 85,000
10,001-12,000 80,000 100,000
12,001-14,000 85,000 110,000
14,001-20,000 100,000 130,000
20,001-25,000 125,000 145,000
25,001-29,000 160,000 160,000
29,001-34,000 190,000 190,000
34,001-50,000 210,000 210,000

傾向はエコノミーと同じなのですが、より必要マイル数の増加が…ぐふっ…。

例えば、ヨーロッパ往復の場合、だいたい12,001~14,000マイルの中にはまりますので、今まで85,000マイルで行くことができたんですね。JAL便利用でヨーロッパに単純往復する場合、曜日限定ディスカウントを使っても90,000マイル、通常は110,000マイルだったので、JALマイルなのにフィンエアーやブリティッシュ、はたまたスカイチーム所属のエールフランスで行った方が必要マイル数が少なかったんですね。それが、これかはら110,000マイルになります。

最後にファーストクラスです。

総旅程距離
(マイル)
2018年11月19日まで
ファーストクラス
2018年11月20日より
ファーストクラス
1-1,000 55,000 36,000
1,001-2,000 60,000 45,000
2,001-4,000 65,000 65,000
4,001-6,000 90,000 90,000
6,001-8,000 100,000 120,000
8,001-10,000 105,000 135,000
10,000-12,000 115,000 145,000
12,001-14,000 135,000 165,000
14,001-20,000 155,000 190,000
20,001-25,000 200,000 220,000
25,001-29,000 250,000 250,000
29,001-34,000 290,000 290,000
34,001-50,000 330,000 330,000

傾向はビジネスクラスと同じで、6,001マイルから25,000マイルまでが大幅に増加することにあります。特に飛行距離8,001~20,000マイルでは、必要マイルが今までより30,000以上多くなってしまっています。

特にエミレーツ航空のファーストクラスを狙っていた人にはかなり痛手なのではないでしょうか。東京~ドバイ往復で、従来必要マイルが105,000マイルであったものが135,000マイルになり、ドバイ経由でヨーロッパ各都市の場合、総飛行距離はアテネを除いて14,000マイルを超えることから、必要マイルが155,000マイルだったのが190,000マイルになってしまうことになります。

ワンワールド特典の改定について

JALを含むワンワールド加盟2社以上を使った特典航空券である、ワンワールド特典航空券の必要マイルも、この度改定されます。とはいっても、こちらは改定は微々たるものです。

 

ワンワールド特典航空券の改定内容

エコノミークラスは改定なし、ビジネスクラスとファーストクラスも、一部の距離で5,000マイルほど必要マイル数が上昇する程度です。もともと複数の航空会社を利用するといういことで、必要マイルが高めに設定されているのもありますが、大幅な改定(改悪)にはならなかった模様です。

改悪のきっかけはハワイアン航空との提携?

今回の改定は、そもそもJALがビジネスクラス・ファーストクラスの特典航空券の必要マイル数を引き上げた際、提携他社の特典航空券に必要なマイルを引き上げなかったのが原因で起こった差の調整だと認識しています。

以前、JALはマイル価値の平準化のために、国際線ビジネスクラス・ファーストクラスの必要マイル数を引き上げたんですね。これにANAは追随しなかったため、国際線ビジネスクラスの必要マイルは、ANAに比べてJALの方がかなり多くなっています。

目的地 JAL通常 ANAレギュラーシーズン
韓国 36,000 30,000
アジア1 48,000 40,000
アジア2 80,000 60,000
グアム 45,000 路線なし
ハワイ 80,000 65,000
ロシア 80,000 路線なし
ヨーロッパ 110,000 90,000
北米 100,000 85,000
シドニー 80,000 60,000

この改定を行った際、JAL提携特典航空券の改定を行わなかったために、提携他社の特典航空券を発券する方が必要マイル数が少ない状態になっていたんですね。

【目的地別必要マイル数】

目的地 JAL通常 提携他社
(改定前)
提携他社
(改定後)
香港 48,000 42,000 42,000
ロサンゼルス 100,000 80,000 100,000
パリ 110,000 85,000 110,000

例えば、パリまでビジネスクラスで行く場合、JALのビジネスクラスを利用すると110,000マイル(曜日限定特典でも90,000マイル)必要なのですが、現状ではスカイチームのエールフランスを利用すると85,000マイルで行けちゃうんですね。自社便より、他社便に乗った方が必要マイルが少ないって、ちょっと違和感がありますよね。

補足
ちなみに、スカイチームのFFPであるフライングブルーの場合、ビジネスクラスでパリ往復するのに必要なマイル数は200,000マイルなんだとか…

また、この改定がこのタイミングで行われるのは、ハワイアン航空との提携の関係もあると思います。

JALとハワイアン航空の提携

今後、JALマイルでハワイアン航空の特典航空券を発券できることになります。ハワイは特典航空券大人気のエリアですよね。当ブログでも「マイルでハワイへ」と謳ったこともありますから。

そんな東京~ホノルルの区間マイルは往復で7,662マイルとなりますので、必要マイル数はこうなります。

目的地 エコノミー ビジネス
JAL 40,000 80,000
ハワイアン
(改定前)
39,000 63,000
ハワイアン
(改定後)
45,000 80,000

はい、改定しないと、ビジネスクラスでのJALハワイ便で80,000マイル必要なのに対し、ハワイアン航空を利用する場合63,000マイルでOKということになります。また、この距離帯はエコノミークラスの必要マイル数も引き上げてきたのも、ハワイアン航空の特典航空券がJALよりも少なくなるのはマズいという判断があろうと思います。

ムスカ
これは勝手な予想なのですが、この問題が片付かないとハワイアン航空の特典航空券が発券できないと思っています。なので、JALマイルでハワイアン航空の特典航空券が発券できるのは、11月以降になると思います。あくまで個人の予想です

今まで相対的にお得だった提携他社特典航空券については、その知名度からそこまで利用者が多いわけでもなく、ブログ界隈でもエミレーツ航空のファーストがお得!というのも、結局詳しい人たちの中での話ですから、そこまで影響はなかったのかもしれません。キャセイを使って香港、エールフランスを使ってパリの方がお得なのも、実際、特典航空券は圧倒的にJALより取りやすかったですからね。

ただ、ハワイともなると話は別なんだと思います。相場観よくわからないんですけど、やっぱりハワイは庶民にとっては特別の場所です。

まとめ

2018年から、JAL国際線特典航空券の曜日限定割引が縮小されたことに伴い、相対的にお得になっていた、提携会社特典航空券にメスが入りました。私の単なる主観ですが、ハワイアン航空提携の準備の意味合いもあるのかな、なんて思います。

今までがお得だったので非常に残念です。とりあえず、JALマイルを使って海外の航空会社を利用したフライトの予定が決まっている人は早めに発券しましょう!エミレーツ航空などね!

参考記事

【完全解説】JALマイルを大量にためる効果的な貯め方とお得な使い方を完全解説(2020年版)

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